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ひとり旅日記:10回目?くらいのタイへ。相変わらずダサイ自分の旅。

2019年4/11-18バンコク+スコータイ

今年は世界遺産スコータイを絡めてのタイ旅行。いつもの宿が取れなかったから、初めて泊まる宿は、駅から遠く、地図上でも分かりづらかった。お店の人に聞いたり、すれ違う若いカップルに助けてもらって、なんとか到着。このエリア、嫌いじゃない。またひとつ知らなかったバンコクを知れた。周りには食堂や屋台がたくさんあったから、食べることには困らなそう。早速炭火焼チキン。はぁ。美味い。そしてタイラーメン。幅広麺初めてだけど、これもおいしかった。

翌日からスコータイ2泊3日。スーツケースは置いて、バックパックに2泊分の荷物を詰め込んで、スワンナプーム空港へ。スコータイに着いて、空港︎宿の往復シャトルバスチケを買う。戻りのフライト時間を伝えて、ピックアップ時間を教えてもらった。

チェックインを済ませた。自転車を借りられるとの事で、借りた。焼物の産地でもあるらしく、宿の名前もpottery。近くに陶器製の壁があって、なかなか面白いモチーフだった。明日を遺跡巡りの日にして、今日は周辺の見所を回ろう。4月のタイは雨季の前でめちゃくちゃ暑い。日焼け対策をして、水分を持っていざ出発。

ゾウがたくさんのストゥーパの上には、水かけ祭りの飾り付けがあった。その近くを通ったら、車内からフライングで水をかけられて、笑った。サイクリングコースみたいになってて、海外で自転車って、楽しい〜♪と思いながら、観光ポイントを巡る。インフォメーションがあったから、行くかどうか迷ってる遺跡について聞いたら止められた。やっぱりな…。10年近く前に、自分みたいにひとり旅の日本人女性がその遺跡近くで殺害されたから。

インフォメーションに併設されてる資料館は無料との事で、空調が良く効いてるし、涼みながらゆっくりと資料を見学。この建物の前の遺跡に行ったら、このエリアは終わり。入場料と自転車持ち込み料を支払って、遺跡内を周る。各見所に自転車置き場があった。フォトジェニックな仏像の写真を撮ったりしてゆっくり過ごした。

カフェかなんかないかな…。残念ながら遺跡内には売店はあっても、お茶はできなかった。手持ちの水はこの日差しで、もはやお湯状態。遺跡見学を終えて宿方面に戻る。自分の行く先にも後にも誰もいない。ここで熱中症で倒れたら間違いなく死ぬな。と思いつつ、引き続きカフェを探しながら自転車をこぐ。ない…。どうしよう。

たまたま見つけた駐車場。ここらへんに店ないかな?駐車場内に入ると、食堂が並んでた。助かった!ラーメンの汁で塩分補給したい。ラーメンの写真があったお店に決めて、冷たいジュースも頼んだ。ジュースはレモネード的なもの。一気飲み。ラーメンもおいしかった。落ち着いてこの場所が一体なんなのか調べると、ここが世界遺産に登録されてるメインの遺跡の駐車場と判明。明日行く所だったんだ。お土産屋もあったから見て周ったが、特に何もなく。

チェックイン時に托鉢風景が近くのお寺で見られると教えてもらった。明日か明後日見に行こう。市場があったから行ってみたが、ここも特に何もなく。夕飯を適当に済ませ、明日に備えよう。

翌朝、遺跡オープンと同時に到着。朝しか睡蓮は咲かない。睡蓮と遺跡を一緒に写真に収める。朝から顔汗ゴイスな事になってる…。暑いシーズンだからか、そんなに混んでもなく。気になった仏像の写真を撮りながら遺跡内を歩いた。点在する次の遺跡に行こう。と自転車の鍵をポッケから取り出そうとしたら、鍵がない!落とした?掃除してる人達に話して、どっかに鍵が落ちてなかったか聞いたら、どの掃除の人もないと言う。困った。宿のオーナーに連絡して事情を話したら、今から「スペアを持って行く」との事で、掃除のおじさんに電話を代わって、自分が今どこにいるのかを聞き出してた。また色んな人に迷惑掛けてる…。自分の旅って、本当に情けない。

スペアキーが来るまで、自分が歩いた道を歩いて鍵を探してみる。銀色に光る物体はどこにも落ちてなかった。掃除のおじさんが自分を呼びに来た。自転車置場に来てくれたのは宿で見かけてない女性。鍵を解錠してくれて、この後どうすれば良いか聞いたら、「チェーンロックを掛けて」との事で、チェーンロックを渡された。彼女はミッションを終えて帰ってった。暑い中、本当に申し訳なかった。そして、コップンカー。掃除の皆さんにもお礼を行って、自転車で別の遺跡を巡る。石の壁に囲まれた座った仏像は、大きくて、優しい眼差しだった。壁に囲まれた中にいる仏像はあまり見たことないから、これがスコータイの特徴なのかな?

昨日も行ったお店で昼食。同じ飲み物と違うラーメンを注文。タイラーメンは毎日食べられる。おいしい。宿に戻る途中でコンビニに寄ってアイスを買って、コンビニ出てすぐ食べた。今日も暑い。朝早くから遺跡巡りしたから、一旦部屋に戻ろう。今日の夕飯何にしよう?ガイドブックにはここしか食べられないラーメンがあると載ってる。夜もラーメンだな。宿からも近いみたいだし。

部屋で涼んで、寛いでから夕飯を食べに出かけた。サラダとラーメン注文。ラーメン用の竹の割り箸に袋を開けた時に、竹のささくれが右手中指に刺さった。痛ッ。部屋戻っても毛抜き持ってきてないな…。どうしよう…。せっかくのここでしか食べられないラーメンを味わうことができず、さっさと流し込んで宿に向かった。

オーナー一家はちょうど今から出掛ける所だったらしく、全員車に乗ってる。挨拶しがてら、竹のささくれが刺さった事を伝えて、毛抜きかピンセットを借りたいと伝えたら、「それは大変!」と車から降りて家に戻って、消毒液とピンセットを持ってきてくれて、オーナーさんの義理のお姉さんが抜いてくれる事になった。旦那さんはスマホのライトで自分の指を照らす。細い竹のささくれが見えてるけど、なかなか抜けない。一家が見守る中、お姉さんが「もう少し」と言いつつ、抜いてくれた。抜けたら、みんなが拍手。午前中のチャリの鍵紛失と言い、このささくれを抜いてくれたりと、本当にご迷惑をお掛けしてしまって、こんなトラブル多い宿泊客は、彼らも初めてだっただろうと察した。深々と頭を下げ、「お出掛け前に本当にごめんなさい」と謝りつつ、「お出掛け楽しんでください」と車に乗った一家の皆さんを見送った。

翌朝、スコータイを去る前に最後托鉢風景を見に行こうと思ったら、寝坊して托鉢が終わって、少年僧達がお寺に戻っていくシーンしか見られなかった(苦笑)。

ピックアップのシャトルが来て、スコータイにサヨナラ。オーナーさんに再度お礼と謝罪をし、おいしい朝ごはんをありがとうと伝えてお別れ。バンコクに戻るヒコーキはバンコクエアウェイズ。スコータイの空港にも軽食サービスがあって、有難く頂いた。

バンコクに戻って来た。スコータイの静けさとは全く違う都会。自分の誕生日に行ってみたいアフタヌーンティーを予約して寝た。

10回ほどバンコクを訪れておきながら、実は初めてのソクラン。噂に聞いてた以上にクレイジーな水かけ祭り。ただ歩いてても水鉄砲で撃たれるとは…。スカイウォークの上から水かけ祭りの様子を眺めながら、立ち止まっては動画を撮った。この通りは封鎖されて、水かけ祭り用になってる。給水ポイントもある。今日は自分参加しない。明日友人のお姉さんが連れて行ってくれるとの事だから、今日は今から予約したアフタヌーンティーを楽しむ為に、ホテルに向かった。

日曜だけチョコレートスペシャルとの事で来てみた。バイキング形式のものと、オーダー式のものがある。めっちゃ美味しいんですけど!たくさんのチョコの中から好みのものを選んでシェフに伝えると、オリジナルのホットチョコレートを作ってくれる。優雅だわ。隣のレストランからハッピーバースデーの歌が流れてる。自分も今日誕生日。スイーツも、しょっぱい系も全て美味しかった。お茶も。来年また来られたら良いな。満足して、帰りはサイアムスクエアに寄ってみた。何!この特設ウォータースライダーは!ひとりじゃ楽しくないな…。これは。水かけ祭りって、こんなに楽しいんだ!明日が楽しみ。

今回は友人と連絡取る必要があったから、指示通りにSIMカードを買って、繋がる様にしといた。指定の待合せ場所に行くと、お姉さんとお母さんが車に乗ってた。挨拶をして、乗り込んだ。今日の予定の説明を受け、いざ出発。車をお姉さんの勤め先の駐車場に停めて、歩いて船着場まで。船に乗ってお寺に連れてってもらった。仏像にかけるという白い水を渡されて、お母さんがやる様に真似してみた。

参道を歩いて、お昼にしましょうという事で、ご馳走になった。イカフライ、おいしかったな〜。水かけ祭り期間中は交通規制があるから、船で移動する事になるらしい。途中で楽器隊に会って、写真撮ってもらった。ここも行ったことない。カオサン通りにも連れて行ってもらった。お母さんとお姉さんはカフェで休んでるから、行って来なさい。との事で、いざ水かけ祭りに参戦。って、自分は水鉄砲ないんだけどね。

Tシャツの下に水着着て来たから、濡れても大丈夫。道路が水浸し。そして、物凄い人人人人…昨日はただ眺めるだけだった祭りに、紛れてる!そう思うだけで楽しかった。あんまり2人を待たせるのも申し訳ないから、30分くらいで戻った。お姉さんの職場のビルのトイレで着替えた。今日一日案内して下さったお礼をし、また会いましょう!と言って、宿近くで降ろしてもらった。

今日の夕飯は予約しといた海鮮ビュッフェ。エビ、カニ、カキ、その他の料理も食べ放題!バンコクはホント、パラダイス。マジ美味いわ…。この店は予約なしじゃ入れない程満席だった。毎年来ても、まだ行ったことないお店、食べたことない物があるからバンコクは飽きない。明日は1日フリーだから、買い物リストの物を買おう。

翌日、スーパーはしご。って、なんでみんな空見てんだろ?煙が出てる。火事?デパートから人が出て来てる。どうしよう…。でも今日しかここに来られないんだよね…。デパートから出てくる人をよそに、自分は中に入って行く。どうしてもフリーペーパーが欲しくて。フリーペーパーが置いてある日系書店が閉まってるし、このフロア、電気消えてる…。どうしても本屋に入れないかな…。あった!もう1ヶ所の入口。

場違いで入ったら、店員のお兄さんに止められた。「どうしてもフリーペーパー欲しいんです」英語で答えると、奥から日本人男性店員が出て来た。「空気読めなくて申し訳ないです。でも今日しかここに来られなくて、フリーペーパーを頂けますか?」案内してもらい、フリーペーパーをもらえるだけもらった。消防隊が来てる。出火はこのフロアからか?別のお店から出てきたお兄さんが、「こっちだよ」と非常階段を案内してくれた。駆け下りて地上へ。デパートの外は野次馬がたくさんいた。この日の夜のニュースで、タイ語は分からないが、このデパートの火事で二人亡くなったらしい事がわかった。

最終日は、日本での仕事を終えて帰国した友人と会う事になってた。彼女が宿チェックアウトしたら、彼女の家の最寄り駅まで来て。との事で、重いスーツケース引きずりながら向かった。駅に着いたら電話した。って、こういう時電話便利だね…。少し待ったら、友人が車で息子さんと来た。息子さんは今日は塾との事で、今年は自分と遊びに行けないらしい。彼女の家にスーツケースを置いて、近所に住んでるお母さんの家に寄った。去年も一緒に出かけた従姉妹のお姉さんも来て、今回は3人で自分が行きたいと予め伝えといたピンクガネーシャの所まで行く事になった。

途中で、ラーメン食べようとの事で、有名らしいラーメン屋に入った。大きいラーメン屋で、賑わってた。ローカル過ぎて、楽しかった。駐車場から歩きながらガネーシャの所まで行く事になった。白い牛がいたから写真撮ったり。市場を通り抜けて、見えてきたピンクガネーシャ。天気良くて良かった。可愛いピンク色。写真撮って、川沿いのレストランに入る事になった。そうだよね…さっきのラーメンじゃ足りないもん…。川の側ってなことで、魚料理などを注文してくれた。おいしかった。

食後、駐車場に戻りつつ市場で友人の買い物に付き合う。次は、新しくできた観光ポイントにも連れてってくれた。ここは、素晴らしかった。日本は終わってると改めて思った程、この室内水上マーケットには脱帽だった。タイ各地の民芸品や、ご当地グルメ屋台もあった。何この施設!ただ中をぶらぶらしてるだけで楽しい。「お茶しましょう」とお茶した。お店もたくさんあって、ナラヤのカフェまであった!

夕方頃に友人宅に戻り、シャワーを借りた。友人は昨日日本から帰ってきてお疲れの所、自分が行きたい所に連れてってくれたし、お姉さんとお母さんに自分を水かけ祭りに連れてってあげる様にお願いしてくれたりして、本当に有難かった。生のサツマイモが彼女のスーツケースから出て来たから、え?と聞いたら、タイでは日本のサツマイモが高いから。との事だったけど、生で持ち込めるんだ…。検疫は…?

ソクランの時期タイは夏休みとの事で、自分を空港に送った後にご飯に出掛けるとの事で、お母さんが助手席、息子さん2人と自分は後部座席でギュウギュウ。友人が下の息子さんに何か言ったら、彼の返答が日本語だったから、ビックリした。去年は彼の口からひと言も日本語なんて出なかったのに!「日本語話せるじゃん!」と言ったら「そうでもない」と言うし。

空港に着いて、友人一家とお別れ。彼女には本当にお世話になった。今年も。知り合えて良かった。また来年も必ず来るから!


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