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485社で働いた私の便利な多重人格スイッチ ①『インターネットのサポートセンターの人』召喚!
突然、Wi-Fiが頻繁に途切れるようになった。
やっと再接続しても、少し立つと途切れてしまう。
突然の出来事に焦る。
・・・どうしよう???
そんな時、485社で働いた私は「インターネットの電話サポーターをしていた頃の私」を呼び出すことにしている。
サポートセンターに電話をかけなくても、サポート部門でテレオペをしていた私の中には、サポート業務の流れが記憶として残っているので、トラブった時は、焦らずに頭の中のサポーターの人にアクセスして、粛々と従うことにしている。
私はこの便利なスキルを『多重人格スイッチ』と読んでいる。あらゆる分野で働いているうちに、自然と身につくスキルだ。
(普通の言い方をすると「引き出しがいっぱい」ってこと)
多重人格と仕事について、おすすめの本はこちら。
①「まずは、トラブルシューティングの基本中の基本
"コードの確認"と"電源の抜き差し"をしてみてください」
1.ケーブルも電源も、しっかり繋がっている。
2.VDSLアダプタ装置、ルーター、二つともコンセントを抜き、20秒くらい待つ。そして、コンセントを入れてみる。
これで結構直ることが多いのは、業界の常識なのだ。
・・・でも治らなかった!
次は、じっくり
②「ランプの点灯を確認してください」
各ランプの意味を取説で調べ、正常ケースと異常ケースを把握。これも全部異常無しだった。
アラートも点滅してない。
③「上記で解決しない場合は・・・」
マンション共有部の機器のエラーを疑ってみる だな
うちのマンションは結構人がいるので、土日いなかった私より早く、誰かが管理会社に連絡してそう。
VDSLアダプタのランプの点滅も正常だし。
というわけで、この線は保留。
④やはり、Wi-Fiルーターの故障か?
まずはメーカーのサポートページを確認。
1.「Wi-Fiルーターのファームウェアが最新であることを確認してください」
最新でなければ要更新。最新であることを確認した。
2.「リセットボタンを押してください」
しかし、変化無し。
(工場出荷時に戻るので、プロバイダの設定から必要になるけど。サポートとしては最後の最後の手段かな。
この後の手順は、かなり面倒なので)
3.「購入時期はいつでしょうか?」
3年前か。微妙。買い替え時かも。
この3つはインターネットのサポートで、よく出てきた話なので、よーく理解してる。
⑤「その他、お気づきの点は、ございませんか?」
おかしくなった頃から、Wi-Fiの接続時の画面に
謎の空白アクセスポイントが出現。
こいつはやっぱ、Wi-Fiルーターの故障に間違いなさそう・・・と、判断したのでルーターを購入。
インターネットの電話サポートをしていたから、焦ってNTTの人を呼び出して、長く待たされたり、お金を取られたりしなくて済んだ。
下手するとパソコンが壊れたと思い、パソコンを買い換えてしまう人もいるくらいだから(知人の話)、そういうリスクを回避出来たのは良かった。
その他、サポート業務といえば、ケーブルテレビのサポートもしていたので、映りが悪い時の対処、リモコン操作、ケーブルの障害状況、B-CASカードのことなど、パニックにならずに確認と対処法の切り分けができた。
なので、テレビが壊れたかと早とちりして、買い替えなくて済んだ。
一番役に立っているのは、スマホの操作案内業務の経験。
特にiPhone。
「設定」のどこに何があるか把握してるし、いちいち煩く出てくる「!」メッセージにも惑わされずに、サッサと消せる。(ビビって、有料のiCloudストレージの申し込みなんかしない)
機器操作、設定、自分で直せるトラブルシューティング、修理に出さなきゃいけないケースなど、基本対応と切り分けが出来る。
会社支給のスマホは、一時MDMもやっていて、セキュリティ制御等の仕組みが頭に入っているので、勝手にアプリを入れたり消したりとか、やらかして注意されるということにならない。情報システム部がいかに制御しているかわかってるから、変なこともしない。
MDM(モバイルデバイス管理)とは、企業などで利用されるモバイル端末を一元的に監視・管理するためのサービスやソフトウェアのことをいいます
このように、サポートセンターで働いていたおかげで
・焦らない
・無駄なお金を使わない
・苦労をしないで済む
という良いことがあった。
「お客様サポートは、人のためならず(自分のためにもなっている)」
『経験は財産』だと実感できる、得の高いお仕事なのだなあ。お金もらいながらサポート事項を学べるのは、ポイント高いね。
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。