映画『ゾンビ（ディレクターズ・カット版）』感想文
海外ドラマ『ザ・ウォーキング・デッド(=TWD)』にハマって、全話見逃すことなく鑑賞、さらに二つのスピンオフドラマも欠かさず観ているほど、ホラー映画好きですが、意外にも本作は未見だったのです。古い作品ということもあり、いつかは観るだろう、と思っていたら2020年になっていました。
ご存知、ゾンビ映画巨匠のジョージ・A・ロメロ監督の作品ですね。まあ、彼の経歴を見ると、どんだけゾンビ好きなの？ って、思うほどです。
そして、実際に鑑賞して驚きました。あれ？ この既視感は？ この場面、このセリフ、この件……？ そう！ この場面TWDで観たのに似てる！ そうか！ TWDは本作のルールに則って製作されているんだ！ まさに、世界中で製作されているゾンビ映画のフォーマット的存在なのですね！
一つのジャンルを創り上げてしまったジョージ・A・ロメロという人物恐るべし！
確か、彼が亡くなった直後のTWDシーズン８のある回のラストに亡くなったジョージ・A・ロメロへの追悼のメッセージが映し出されましたね。考えてみると、TWDは本作の続編であり、スピンオフでもあるのでしょう。
そう思うと感慨深いです。
まあ、作品のクオリティ自体は、70年代ということもあり、盛り上がらない音響、不思議なカットなど、？と思うシーンもたくありましたが、ゾンビ・ルールを創り上げたという意味では、観る価値のある作品でした。
ちなみにディレクターズ・カット版とありますが、色々調べたところ、他にも３時間バージョンや、欧州流通版なども存在するようで、ジョージ・A・ロメロ自身も、もうどれがオリジナル版で、ディレクターズ・カット版なのか分からないようなことを答えていました。まあ、権利が自身の手を離れて配給会社に手に渡ってしまうとね……
ということで、偶然良き作品出会えることができてラッキーでした
ただ……
ゾンビって人が亡くなると化身するんですよね……。いつもゾンビ系の作品観ると思うんですけど、あんなにたくさんのゾンビさんたちは、いつお亡くなりになったのでしょう？ ショッピングモールのゾンビさんたちも、ほとんど無傷の方々なんですけど……、いつ、どのような理由でお亡くなりなったの
映画のあとは、読書でトリップ
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