【SDGsで今を知る!】今もなお拡がり続ける経済的な格差社会とは?
こんにちは。
住谷知厚です。
皆さんは「平等」と聞いて、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。
特によく聞く印象があるのは、男女間でのことであったり、人種についての問題などがあります。
今回は、SDGsの10個目のの目標である「人や国の不平等をなくそう」の項目についてご紹介します。
この項目の目的は「各国内及び各国間の不平等を是正する」ことだそうです。
今回は経済的な観点からこの問題について触れていきたいと思います。
拡がり続ける経済的な格差社会
2017年1月に、貧困支援活動をする国際協力団体オックスファムより発表された「99%のための経済」という報告書には更に驚くべき内容が書かれていました。
その報告書によると、世界で最も豊かな8人が36億人に匹敵する資産を所有しているそうです。
現在の世界の人口は約78億人なので、なんとその8人で世界人口の内の約半数にまで及んでいることになります。
その反対に、1日あたり約1.9ドル(現在の日本円で約215円)で生活している人たちは10人に1人の割合だと言われています。
これまでもSDGsについて調べているなかで、貧困した状況にある人がたくさんいるのは理解していました。
しかし、こうして数字で見比べてみると改めて貧富の差がとても激しい状態にあることがわかります。
このような極端な貧富の差を減らすためには、富の再分配の仕組みをつくりや、全員が収入を増やしていける支援が必要とされています。
SDGsの目標2030年までに解決することを目的としています。
この課題に対しても時間をかけて少しずつ改善していくことが必要そうですね。
フェアトレードという仕組み
この貧富の差をなくすための取り組み事例として”フェアトレード”という仕組みが活用されています。
これは適正な価格で取引されるように、生産者と消費者を繋げる仕組みで、世界フェアトレード機関(WFTO)が主体で行なっています。
日本でも様々な企業がフェアトレードに取り組んででいます。
例として、コンビニで有名な株式会社ローソンでは、コーヒーなどの一部商品の材料を発展途上国から調達・生産して販売を行っています。
この仕組みにより、原産国側の人々の収入の向上へとつながっています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、経済的な面においての不平等問題について書きました。
冒頭にも書いたような男女間での不平等など、僕たちに身近な問題もまだまだたくさんあります。
近年、人的な差別問題はよくメディアにも取り上げられており、少しずつ改善に向かっています。
しかし経済的な格差社会はまだまだ世の中には多くの不平等が存在している現状です。
僕は今は仕事をつくり出す側になっているので、これから全ての人が活躍できる場を提供していきます。
皆さんもこれをきっかけに、是非ご自身でも世界の情勢について調べていただければと思います。
それでは今回はここら辺で!
《参考》
SDGs|目標10 人や国の不平等をなくそう|たった8人が36億人分の資産を所有!?
人や国の不平等をなくそう
住谷知厚(すみたにともひろ)
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