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旅のメモ 松本 20220730-20220731

1泊2日、後輩と2人で松本に行ってきた。
松本は全部がちょうどいい。ナイスな旅行先だと思う。これまでも何回か出張とかで訪れているけれど、たっぷりと観光したのは初めて。住みたくなった。

最近、以前よりものを覚えていられなくなった気がする。せっかくの旅を忘れてしまっては思い出として愛でることもできないので、自分のために書き残しておく。

そもそも、松本は街のどこにいても美しい山々が目に入ってくるので、何もしなくても楽しい。関東生まれにとっては、山が見えるというだけで嬉しい。しかも街の真ん中にきれいな川まである。ふと山から降りてくる風の冷たさを感じたり、移動するときにちょっと川を見下ろしたり、そういう”田舎の贅沢”がある。
そう言いながら、街は全然”田舎”じゃない。2km四方くらいの範囲にだいたいのものが揃ってる。文化財とか美術館とかもたくさんある。ド観光地ではなく、生活感があるのもいい感じ。観光客狙いのボッタクリ飲食店に警戒しなくていいし、街の人達が普段使っている店ばかりなのが嬉しい。
観光地にありがちな、「一部におしゃれっぽい店が集中していて、一本裏はシャッター商店街」みたいな感じがなかった。うまく混ざって街がちゃんと生きてる感じだった。気がする。たぶん。分かんないけど。

市内の移動は500円/日で乗り放題のバスでだいたい事足りる。観光地にとって交通網はすごく大事だと思うけど、分かりやすく使いやすいルート設定のバスを低価格で使えたので何も考えなくても気楽に観光できた。
今回は真夏だったので使わなかったけど、レンタサイクルもある。そもそも観光する範囲はそんなに広くないので、季節が良ければチャリだけでも充分。

想定外に嬉しかったのは、街中のいたるところに市民や観光客に開放されている井戸。真夏の街歩き中に冷たい水にさわれるのは最高。おかげで、炎天下でもへこたれず、休憩しつつ1日中街歩きを楽しむことができた。それぞれの井戸には水質検査の結果も貼られていて、水は飲むこともできる。マイボトルに水を汲んでいる間に足元の用水路を覗き込んだらサワガニが歩いてた。なんて楽しいんだ…最高…。調べたら市が補助金を出しているらしい。地元の人にとっては当たり前かもしれない地下水を、資源として認識してちゃんと整備しているのがすごい。

久々に旅行に出て楽しかったので久々に記録をつけました。親を連れて行ってもいいし、友達と行ってもいいし、懐の広い観光地だった。千葉県民的には千葉駅から特急で1本で行けるのもかなりGOOD。また行きます。


【おまけ】
水めぐりの井戸整備事業(松本市HP)

松本市 GoogleMap

【今回行ったところ】
国宝松本城(昼・夜)
太鼓祭り(たまたまやってた)
中町通り商店街
商店街のおしゃれカフェ
開智学校(耐震工事中につき外観のみ)
松本市美術館(草間彌生が松本出身って知らなかった)
喫茶店あぜ道(モーニング)
街中の井戸
そば 吉邦(長野人のおすすめ、馬刺とそば)
居酒屋 信濃おばんざいナンチャラ
銭湯塩の湯(鉱泉)
宿・・・松本バックパッカーズ(畳の2人部屋 6,500円/2人)
交通手段・・・市内バス タウンスニーカー(乗り放題500円/日)

【次回以降行きたいところ】
珈琲美学アベ(モーニングは7:00~)
開智学校(の内部見学)
浅間温泉
銭湯菊の湯(若者介入リノベ系)

【過去に行ったところ】
おきな堂
翁堂喫茶店
そば榑木野

つづく

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