未知の世界(短編小説)

今何が起こってるのか理解不能だ。
隣から母の声がするのだ。
うちはアパートに住んでいて、真ん中の部屋に住んで
いるため両隣りからはかすかではあるが
声が聞こえる。
今声が聞こえてる部屋は右隣りの部屋だ。
〇〇ちゃん帰ってるの〜?ご飯食べないの〜?って聞こえてくる。
しかし〇〇ちゃんって呼んでる名前は自分の名前でもなく他の家族や兄弟の名前でもない知らない子の名前だ。
とりあえず僕は何も考えずにぼんやりと玄関の方に向かって歩き出した。
そう。玄関を開ければ全てがわかる気がしたからだ。
扉を開けた瞬間僕は驚いた。
赤色に染まった空に、見覚えのない野原がそこにはあった。

以上幻影のたつやでした!

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