息子とわたしのバレンタインデー
息子が2歳の頃から、
毎年バレンタインデーには
いっしょにお菓子作りをしている。
*
わたしは小さい頃から
チョコレートが大好き。
必ず毎日ひとつは食べないと
心が休まらないほど好き。
好き、と言うよりはもう依存症。
これはもう周知の事実。
なのに、なのに!なんで!
バレンタインデーだか何だか
よく知らない舶来の風習のために
わたしが!このわたしが!
「あまいもの苦手なんだよね~」
なんて言う男のために、
チョコレートをくれて
やらにゃならんのか
さっっっぱりわからん!!
と思い続けて、
四半世紀も過ぎただろうか。
でもバレンタインデー自体は
憎めない、というのが本心。
この日のために
チョコレート市場が
活性化するのは、
チョコレート好きには
うれしい現象だからだ。
*
ということで。
息子に対しては、
バレンタインデーとは、
「チョコレートの日だ」とだけ
説明している身勝手なわたし。
女性から男性に~とか、
愛の告白を~とか。
しゃらくせえや!!
わたしはもうこの日を
盛大にチョコレートのことばかり
考えて生きる日と決めたんだ!!
(超個人的)
ということで、ということで。
わが家では毎年バレンタインデーには
チョコレート大好き人種の
わたしと息子が、
チョコレートのお菓子を作って、
好きなだけ食べてよい日となった。
夢みたい!!!!!!
こんな最高の日があるなんて!!
*
何だかつまらないな、と思っていた
世の中の「当たり前」も
息子を巻き込んでひっくり返すと、
楽しいイベントになる。
これからも毎年、
息子とこの日はお菓子を作ろう。
あれこれ相談して、協力して。
最後にふたりでたくさん食べて
たくさん笑おう。
バレンタインデーが
毎年、楽しみでしかたなくなった。
これからもずっとそうでありますように。
*
こんな戯れ言を
読んでくださったみなさまにも。
Happy Valentine’s Day!
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