【語感】トランポリンの「跳ねてる感」は、子音の動きが絶妙だからだと思う。
語感フェチのシンガーソングライター、ナナシナタロウです。
また「よい語感」を発見してしまいました。トランポリンである。
ここで言う「語感」 = 「ことばから感じる印象」であります。
意味はさておき、とにかく感じるものです。
なにがすごいって
トラン
と
ポリン
このふたつが連続することによる、
圧倒的浮遊感。
イヤ、跳ねる道具だろコレ、と思わされる感じ。
確実に2回、ポヨンポヨンと跳ねている。
とにかく、音韻の仕組みが素晴らしい。
「ト」 → 「ラ」 → 「ン」
「ポ」 → 「リ」 → 「ン」
「破裂音」→「はじき音」→「鼻音」
という流れを2回繰り返す「からくり」だ。
※意味は分からなくていいです
「子音を作る場所」の動きはこんな感じ。
子音が「上の歯」から「鼻」に、
すぐまた「唇」に戻り「上の歯」から「鼻」に。
「ぐるぐる回っている」イメージだ。
みなさんも一緒に、何度か繰り返してみよう。
子音の動きに集中するのです。
トランポリン
トランポリン
トランポリン
…ほうら、なんだか子音たちが2回、跳ねているでしょう?
もしもこの浮遊感を感じられたら
語感フェチの世界に一歩足を踏み入れたも同然。
日常に潜む楽しみが増えますね。
語感研究所ベータでした。
コメントいただけると幸いです。
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■この文章を書いた人
ナナシナタロウ
31歳から音楽活動を始めた、少しスロースターターなヒト。よい語感が好き。文章書くのも割と好き。熊本出身、福岡在住の無所属シンガー。LIVEではアコギやエフェクターと弾き語るスタイル。引きこもって創作活動に励む。右利き。
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