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夏こそプールに入らない

暑くて眠れない日が続きました。
睡眠がとても大事だということは、みなさんもご存じのことと思いますが、寝苦しい夜は辛いものがあります。

クーラーは身体に良くないと言われました。
「そうだったかな?」と思い返すと「いつの時代の話だった?」という暗い過去の話。現代のように気温が35℃にもなろうかという時代ではなかった。
私の子どもの頃は暑いと言っても29℃とか30℃くらいでした。

夏休みには市営プールに通ったものです。
当時の市営プールは1時間20円で入ることができました。20円だけ握りしめて通いました。コースロープなども一切なく、クロールや平泳ぎで泳いでいる人もいない。とにかく水の中で追いかけあったり、プロレスごっこみたいなものをしていました。

暑いからプールで遊ぶ。それが夏休みでした。
ところが今は違うらしい。暑いからプールがおやすみになるそうです。
暑いからこそプールに入るのではなく、暑いからプールはやめとこうになったのです。

たしかに気温が35℃、40℃にもなりますと、プールで泳いでいるだけで熱中症になってしまう。泳ぐときは肌を露出していますし、余計に熱中症になる。それくらい危険な暑さが現代です。

今年の夏もまだまだ暑くなりそうですから、熱中症に注意しないといけません。ちなみに今日の講座でも熱中症のお話をさせていただきました。

時代も変わったのだからクーラーも適切に使用するのが望ましい。
ただ、整体ではクーラーの風、エアコンから出てくる乾いた冷たい風は秋の風と考えています。
ですので、外は真夏でもクーラーをつけて閉め切った部屋の中は秋です。寝るときに寝室をクーラーで冷やします。でも寝る寝具は秋仕様のものをお召しになるようになさってください。

私たちは真夏と秋を行ったり来たりしています。屋内は秋、屋外は熱帯です。クルマの中は秋、降りると夏です。部屋の中と外で季節が変わるのですから、自律神経も乱れてきます。単に暑いからイライラしているのではなく、気温、季節の急激な変化についていけない状態です。
夏だから単純に冷やしたらいい、そうならないのが現代であり、私たちはそれに順応していかなくてはいけません。


読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。