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感情というものを考えます

 感情というものを考えます。

 まずは怒りです。怒りの感情は肝臓が担っています。怒っている人は肝臓に異常がある人なのです。怒る前に肝臓の手当てをした方がいい。ぼくはそう思います。誰かを許せない!って怒る前に、怒りながらでもいいですけど肝臓の手当てをしましょう。

 怒りの感情に飲み込まれると冷静な判断ができなくなります。

 後悔先に立たず。

 じっと肝臓の手当てをするのみです。



 毎日毎日ぼくたちを取り巻く環境は変化しています。

 報道をみていてもそうです。

 毎日新しいニュースが飛び込んできます。それもいいニュースはひとつもありません。世界的にネガティブなニュースばかりです。それもそうでしょう。いま、ポジティブなニュースが流れる方がおかしいというものですから。


 自粛をするように呼びかけられていますが、自粛ばかりしてはいられないよ、という人もいます。

 先行きが見えない不安からひとはイライラし始めます。

 このイライラするという感情。怒りの感情は五行の観点から考えますと木行が司っています。イライラして怒っている人、政治家さんに対してプンプン怒っている人、ましてやSNSとかで攻撃してしまう人はみんな木行が過剰になっているのです。木行の過剰を人間の身体から考えてみますと、肝臓の異常です。

 プンプン怒っている人、許せない!ってやっている人はみんな肝臓に異常があるのです。

 肝臓の異常と言うとすぐにお酒を思い出します。アルコールを毎日召し上がる人は肝臓の数値が悪かったりしますね。それで、お医者さんからお酒をひかえるように、と言われがっくりする。それで反省して止めるのかな?って思ったら、焼酎ならいいだとかなんだかんだ言いだすわけです。

 それだけお酒が好きなのだからよいお酒なのか?というとそうではなかったりします。実際にアルコールの摂取が過ぎて肝臓に異常がある人は常にプンプンしています。ですから周りの人間もできることならあの人とは飲みたくない、などと言われます。

 急にキレやすい人は肝臓の異常なのです。

 そう考えるとSNSとかで異常に怒っている人を見かけると肝臓がよくないんだな、この人は。って思いましょう。本人も必ずしも悪気だけがあるわけじゃない。そんなに悪い人間ではないはずです、多分。ただ肝臓が異常を起こしているだけ。

 だから、サッサと肝臓の手当てをしたらいいのです。肝臓の手当てをして、肝臓の異常が落ち着いてくると怒りもどこかへ行ってしまいます。

 せっせと相手を攻撃するより肝臓の手当てをした方がいい。その方が平和なのです。その方がみんな幸せになる。攻撃された方も肝臓に異常があると、ガンって跳ね返ってきますから。肝臓が悪い人と肝臓が悪い人が争ったら、どちらかの肝臓が収まるまで収拾がつきません。だからやめた方がいい。


 肝臓の異常ってどういうふうに起こるのか?って言いますと、アルコールよりも肝臓の負担が増えるものがあります。それは糖と油です。糖と油が来ると肝臓はとても仕事量が増えます。アルコールも糖と言えば糖ですもんね。ですから、某スナック菓子とかを食べながらアルコールを飲むのはNGですよ。

 油で揚げたまあるい穴が空いた食べ物、ミスターなんとかとか言いますね、有名なお店。コーヒーが無料でおかわりできるという、たいへんありがたいお店。ここの看板メニューも糖と油というコンビネーションがよくありません。肝臓には大きな負担になっています。とはいえ、あのお店で暴れている人を見たことは未だありませんけどね。

 それから整体では肝臓は目にも関係していると考えています。普段から目を酷使している人は肝臓に異常があることが多いのです。

 お仕事柄パソコンやスマホで作業したり、ヒマができたらゲームしたりして、夜になったらお酒を浴びるほど飲む。こういう人はいつも怒っている。常に不機嫌なのです。顔の中心が赤く、なんだか頭に血が上っているようにも見えます。

 ただ、それも本人が悪いわけじゃない。本人の生活習慣は悪いかもしれませんが、本人自体は悪くない。ただ肝臓に異常があるだけです。


 血液をキレイにしたりするのも肝臓が担っていますから、肝臓に異常がある人は血液がキレイではありません。肝臓に異常があるっていう言葉を聞くだけでサラサラっていうよりドロドロって感じがしません?そういう人は思考の転換も鈍いです。いつまでもねちねちねちねち言っている。

 

 肝臓に異常があっていいことってなくないですか?しっかりと肝臓を手当てしましょう。春は血がにごりやすく、肝臓に異常が起きやすい季節でもあります。季節柄、とは言わずに普段よりしっかりと手当てをしましょう。

 肝臓の手当ては右の肋骨の下をグリグリすることです。肝臓は本来でしたら肋骨の中に収められています。ですので比較的グリグリしても大丈夫です。怒りたくなったら右の肋骨の下をグリグリしましょう。整体では腹部五って言ったりします。

 それからもうひとつは足。膝から下の足。むこうずねとかって言われているところです。そこの内側をグリグリ押さえます。これは左足をするなら右足のかかとを使って、右足をするなら左足のかかとを使って足で押すような感じでグリグリしましょう。


 怒りに任せて爆発してしまうことでいいことはひとつもありません。冷静になって対応しなければいけないときこそです。

 肝臓に任せて爆発してしまうことで、余計な人を傷つけてしまったりもします。みんなが一致団結し協力しないといけないときです。肝臓の手当てをし、身体を整え、平穏な毎日を迎えましょう。


 われわれ愛光流はみなさんの平和な生活の一助となれますことを願っています。


 本日もお読みいただき、ありがとうございます。


読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。