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【エッセイ】感受性の方向

 愛光流からだと心整体では整体操法だけでなく、四柱推命や風水なども駆使し多角的に多方面から問題点を探し出し、改善できることを指導しています。


感受性の方向

 県外に仕事で出かける。いつまで出かけることができるのだろうか?いろいろな事情が重なり合い、出かけることが難しくなっていくのだろうかとも考える。社会情勢が大きな原因で、移動経費がかさみ過ぎると考えざるを得なくなる。感染症の問題も再燃してきていて、今後の先行きはどうなるかわからない状態だ。だからこそではないけれど、一回一回を努めたいと思っている。

 今回の道中は連れがいたので話しながら移動する。朝が早かったし、最近寝るのが遅い日が続いていたので「クルマの中で眠れるかも?」と思っていたのが残念だ。連れとの話が盛り上がり、全然眠れない。とても楽しくて盛り上がったのだから満足している。でも何となく頭の中は雲がかかったような感じだった。

 感受性の方向性。何かを見たり、聞いたり、食べたりでもいいのだけれど、そういった行動や運動をしたときに感受性はどの方向に向かうのだろうか?発散方向に向かうのかうっ滞方向に向かうのか。それだけでもずいぶんと行動や運動様式は変わるだろう。その感受性の方向によって物の捉え方や、その後の表出方法も変わる。

 わたしたちは表出された何かで測ろうとするけれど、感受性の方向を見失っていると、そのもの自体がわからず、結局自分が理解できる範疇のものにしか興味を示さなくなるんだろうな、と。


諸注意も忘れないで 


 大きな買い物というと、裕福でないわたしからすると、昭和に生まれたわたしからするとマイホーム。もしくはマイカーになる。こういうふうに頭が働くところがつくづく昭和だなとあきれ返る。

 そういうネガティブな自分を横に置いておいてもマイホームやマイカーはやはり高価なもの。スーパーにウスターソースを買いに行くようなテンションで買いに行けるものではありません。

 何が言いたいかというとマイホームやマイカーというのは高価なものであり、購入するにはある種、勇気が要る。けっきょく買うんだろうけど、一応迷う。そういった経験をしました。

 と言ってもわたし自身のことではなく、ご依頼を受けたという話。ある方がマイカーを購入したいという。これまでも所有しておられましたが、家族構成の変化や環境の変化により、これまでのものとは違うマイカーがほしいと。ただ、ご自分の運の問題などがどうなのか?というのがはじまり。

 そもそも今年は壬寅の年。マイカーなど運転や移動に関するトラブルが多い年。しかもその方の命式には「今年は運転注意」と書いている。その旨をお伝えしたのが今年の2月頃の話でした。今月に入って「やっぱりどうしてもだめか」ということで日にちを選択。諸注意を提示し、対策を指導する。選択した日にちもの大事だけど、諸注意も指導内容も忘れないでほしいと切に願っています。


水抜きの操法


 整体お稽古会に指導者として出席する。いつもの型稽古のあとで季節の操法のお稽古をすることにしました。型稽古もとても大切ですし、何度も何度も繰り返してお稽古することで実際の現場では技に対する感覚を、簡単に言うとスキップできる。
 現場では察知することが多くて、相手のことを観ながら自分の型を省みることは不可能。そんなことをしているより、相手を感じることが大事なので、稽古は技とか型に意識を向けることができる機会。なのでとても重要です。

 月に一回のお稽古会。先月の稽古会のときには満開だった桜も散ってしまい、葉桜どころか新緑の葉が生い茂っている。たった1ヶ月の間でこの部屋から見える景色はこれほどまでに変わるのだなぁ。

 新緑が増えると湿気が増えます。ということで来るべく湿気対策として、水抜きの操法をお稽古しました。

 体内の水に関係するのは腎臓ですから基本的には腎臓を考えて操法をしますが、新緑の季節や梅雨時期には皮膚呼吸のことも考えないといけない。そう考えるとUVケアで日焼け止めを早い時期からせっせと塗っている人は皮膚呼吸がしにくくなっているでしょうね。その分、腎臓ががんばって水を排出しようとしているのだろうな。だから腎臓が疲れている若い人って多いのかもしれませんね。

 水抜きの操法のお稽古。わかりやすく足のむくみをモニターしてから操法を行います。操法終了後は足が細くなっている、といいますかむくみがとれているんですね。女性の参加者さまはそれだけで大喜び。「わー!」とか「きゃーっ!」のオンパレード。「なんか身体もスッキリした感じがする!」とか称賛の雨あられ。一方、男性参加者さまは「変わりましたな」とか「むくんでいたんですな」くらいの反応。女性参加者さまの嬉々とした笑顔。それだけでもう健康になられましたよ。


免疫について考える 


 免疫について考える。考えるきっかけはむすめの学校での話。例の感染症に罹患した人がおられたらしい。周辺の学校は学級閉鎖とか学年閉鎖とかになっている。むすめも「休みになるかも」って不謹慎ながら言っていたのだが、なぜかむすめの学校は通常営業。それはそれでいいと思うし、これだけ拡大したものだから、いずれ、誰もが罹患することだろう。

 それはいいとして、何もできないにしても免疫力を高めることはできるんじゃないのか?と考える。わたしは割りと合理的で痛いのをがまんし続けるストレスより、身体によくないとわかっていても痛み止めは飲んでもいいんじゃないか、と思っています。絶対クスリなんて反対!っていう人もおられることも存じていますが、痛いのや苦しいのはきらいです。でも、できたらない方がいいのは確実なので、やはり免疫力について考えたほうがいいなと思います。

 免疫力と一言で言ってもけっこう複雑で難しい。だから自己免疫疾患っていうものは難病指定されているものが多いですし、実際に何年も自己免疫疾患に悩まされている方もいらっしゃいます。アレルギーなんていうのも自己免疫疾患のひとつだと思いますし、程度の違いこそあれアレルギーのない人なんていないんじゃないかなって思ったりもします。

 ニュートンが解明したとされる引力ですが、引力と重力に違いってわたしたちはあまりわかってなくて、重力に関してもまだまだ科学で説明がつかないこともあるみたいですが、わたしたちは何となく引力と重力を混同し、わかったような感じがしています。免疫についても同じようにわかっていないこともたくさんあるのに免疫力と一括りにして考えるのは難しいことだなと思います。

 免疫力についてわかっていることで、免疫力を高める方法がよく眠ることです。最近では眠りに問題がある人も多くなってきていて、眠りの異常と免疫力の低下とは関連しているだろうな。「質が悪けりゃ量でカバーだ」なんて野蛮なわたしはついつい考えてしまう。


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