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ステイホームで生じる異常:むくみとり
ステイホームで生じる身体の異常として腎臓の疲れがあります。腎臓が疲れてくると足がむくんだり、身体がだるく感じたりします。腎臓の手当てをしっかりとしてステイホームを乗り切りましょう。
ステイホームも残りわずかとなりました。ほんとうかな?5月末までまだこの調子でステイホームなのでしょうか?
しかし、健康で安心した生活を取り戻すためにみなさんで努力しているのですから、一日も早い収束を願いたいものです。
こういったステイホーム、家にいることを余儀なくされるとさまざまな面で不具合が出てきます。
先ほどの、いつまで続くんだろうか?とか、ほんとうにこれから元の生活にもどれるものなんだろうか?とか、単純にこれからどうなるんだろうか?といった心理面の問題点、それからもうひとつが身体面の問題です。
身体面にもさまざまな問題が生じてくると思うのですが、先日ご相談があった中で気になったのがむくみです。
足のむくみですね。むくみって感じでかくと浮腫みになります。浮いて腫れている。イヤな感じですね。
でもステイホーム、在宅ワークが増えることでむくむ人が増えてきているようです。
ステイホームの影響で外出できない分、どうしても活動性が低下してしまいます。パソコンなどでお仕事ができるとか会議ができるとはいえ、実際問題としての活動量は低下しています。万歩計とか付けている人なら一目瞭然ではないでしょうか?足を動かすということが非常に減ってきています。そのため足の筋肉のはたらきが減少し、むくみやすくなるのです。
ついつい食べすぎてしまうとかも原因のひとつです。とはいえ、なかなかそれを制御するのは難しいです。時間もあって、やることがなかったらテレビを観たりしてしまいます。Amazonプライムとかネットフリックスとかでいくらでも観れちゃいますもん。
それは仕方ない。観ちゃいますもん。おもしろいし。観だしたら止まらないし。
でも活動レベルが下がると代謝機能も低下します。代謝機能が低下して起こる代表的なもののひとつが便秘です。
ステイホームがはじまってから便秘がちなんだっていう人はおられませんか?これまではそうでもなかったのに。活動量が低下すると代謝機能も低下し、その結果として便秘になったりもします。
ちょっと注意ですね。
むくみというと腎臓の異常が考えられます。身体内部の水の調整をしているのは腎臓ですから、腎臓に異常が出るとむくみが出ます。
腎臓の異常だけでなく心臓でも出るんですけど、ステイホームの影響から考えるとおぞらく腎臓ではないか?と思いますので、腎臓ということで話を進めたいと思います。
腎臓が疲れてくると身体が何だかだるく感じたり、重く感じたりします。「あぁ~!なんだか身体がだるいなぁ~」っていうのは腎臓が疲れているからです。
腎臓の手当てをすると身体のだるさが軽減してきます。重い身体が少し軽くなったように感じられます。
むくむというのは腎臓が疲れてきているぞ、という合図なのです。じっと座っているだけでも腎臓って疲れるの?そのように思われるかもしれませんが、腎臓はじっと座っていても疲れます。身体の代謝はじっとしていようがどうしようが起きるからです。とくに水というものはその性質上、上から下に行く性質を持っています。じっと同じ姿でいることで水はどんどん下に下がっていきます。足が動くことで水が下がること、水を上にあげることを助けることになるんですが、今現状の生活ではそうはいきません。よっぽど意識的に歩こうとかしないとほんとうに一日中じっとしてしまいます。
そうなると筋肉の活動も減少します。筋肉は身体に熱をうむ作用がありますから、筋肉が働かない状況が続きますと、身体も体温を維持するための熱をうみにくくなります。
その結果、今日から暦の上では立夏。夏になったというのに寒いとか、冷えを感じるということになります。
ステイホームで身体の活動レベルがどうしても落ちがちな時こそ、しっかりと腎臓のケアをすることがたいせつです。
もちろん意識的に運動をしたり、家の中でも軽い運動やストレッチをすることは重要です。
さて、ではむくみをとる方法です。
まずは①足の指、4番目の足の指を引っぱります。手の指は親指とか薬指とかいいますけど足の指ではクスリを塗ったり、人を差したりしないので内側の大きな指から1~5趾と書きます。その4番目の足趾。ここを付け根からぐいぐいと引っぱりましょう。
引っぱりすぎて足の指を痛めないように注意してくださいね。自分で引っぱる分には大丈夫とは思いますが、誰かにやってもらうとか、誰かにやってあげるときは注意しましょう。
②内股をさする。ふとももの内側を下側(背側)から上(腹側)に向かってさすります。ふとももの内側に硬い筋ばったものがありますから、そこをさすり上げるイメージです。
これは割りと痛いです。パートナーとかにやってあげるときは優しく、時には厳しくやってあげてください。
③腰を捻る。腰を捻る運動は腎臓に対してのいい刺激になります。しっかりと腰を捻りましょう。何となく腰がだるいという人にも効果的です。あまり勢いをつけすぎると腰を痛めてしまうことがありますので、息を吐きながら、吐く息に合わせてゆっくりと捻っていきましょう。左右に10回ずつ。捻りやすい方向に最後1回多く捻って終わりにします。だから10回と11回ですね。
今回はステイホームから来る腎臓疲労についてお話しました。しっかりと腎臓の手当てをしてくださいね。できたら朝晩とやりましょう。これからコロナ後、ステイホームが解除された後の世界をしっかりやっていくためにも身体の手当てはたいせつですよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。