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バランストレーニング 試作品1

問題.
未来の自衛隊のあるべき姿と、その正当性の理由を述べよ。なお、これはあなたの意見ではなく、バランスのとれた意見で述べてください。

模範解答.
現代の世界経済の落ち込みから、暴動やテロが増えつつあり、政府の国民に対するコントロールが緩み始めている。それは世界中の国々においてである。何年後かに起こるかもしれない世界戦争の準備をしなければいけないだろう。例え日本国憲法が戦争を禁止していたとしても、最高裁も政府の考えを統治行為として支持するだろう。ただ、日本国憲法は明確に戦争に反対しているので、政府としては無視もすることはできない。そこで、こうです。日本国の領土である北海道を独立国にすることは可能だろうか。可能です。日本の領土でありつつ、独立国とする。独立国にすることを禁止する条文は日本国憲法において存在しない。日本国政府の影響下にあれば可能である。そして自衛隊を北海道の政府の管理下に移し、新しいタイプの戦力を保有する。問題としては、日本国政府の影響下にある北海道に、そんな勝手なことをさせて良いのか。北海道は日本国の国土として、軍事・外交・経済・文化を保持するための独立国であり、そこには二重の統治行為として、統治行為以上に行政の裁量の必要性が認められる。最高裁で統治行為が認められつつある現在、二重の統治行為を否定することは出来ない。二重の統治行為とは、まず独立国であること。その独立国は日本国が存在するために、日本国に無いものを備えているというものです。これらの統治行為が二重の壁になって、最高裁はこの壁を越えることは出来ないと考えるのです。これを法学における、二重の統治行為論と呼んでおきます。

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