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【イタリア・コロナウイルス】2020年4月8日における市民保護局の発表

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局長の発表

本日の報告から参ります。現在、コロナウイルスに陽性反応を示している合計の患者は95262名、昨日と比較して1195名の増加となっています。このうち、3393名は集中治療を受けています。昨日と同様に、本日も集中治療の患者数が減少しており、昨日よりも99件少なくなりました。また症状が確認され入院している患者数も233名減少し、合計で28485名の患者が入院しています。その他大多数、全体の66％にあたる63084名は、無症状または軽症のために自宅療養中です。誠に遺憾ながら、本日552名の方がお亡くなりになりました。なお回復した方は合計で26491名にのぼり、昨日と比較して2099名増加しています。

これに加えて、ここ10日間における回復者の数も重要なデータとして指摘することができます。この数は、今回のウイルス拡大の最初期に記録した数のおよそ半分に該当します。また、昨日、記者会見の最中に感染者の前日比に関するデータを追加でご紹介しました。こうしたデータは、当局及びその他の研究機関のウェブサイトより、いつでも閲覧可能となっています。また、多くの新聞社によってデータの分析も行われています。こうした緊急事態において、回復者数の増加に伴う病院負担の緩和現象は、我々が今後もこのウイルスの動向を追っていく上で重要なものです。

本日、昨日と比較して3836名新たな感染者が確認されています。したがって、死者及び回復者を含め、本日までに確認された感染者数は、合計で13万9422名となります。我々は、この事実を念頭に置いた上で、今後も外出制限をはじめとする、専門家が推奨する措置を継続していく必要があります。

次に、当局に集まった義援金についてご報告いたします。本日付で1億1355万7000ユーロもの支援がありました。これまでに集まった義援金のうち、なお、集まった義援金のうち2500万ユーロは、すでに人工呼吸器の購入、並びに医療施設の設備投資に当てられています。このうち、500万ユーロは本日これらの医療機器の購入費として当てられたものです。

軍による協力体制については、現在までに15000人以上のボランティア参加者を集め、これらの方々は、軍関係者そして、当局の支援を行っています。

また、医療機関及び地域医療施設の強化に向けた取り組みが継続されていることも、再度お知らせします。本日、ルーマニア及びノルウェーから二組の医療チームが到着しました。さらに、オーストリアからは消毒液も到着しています。こうした活動は、ヨーロッパ国内での市民保護活動の連携活動によって実現したものです。なお、我が国に向けて出発した医療チームは、とりわけウイルスによる被害が大きい地域に派遣される予定です。

加えて、明日第三回目のタスクフォースが実施されることをご報告いたします。今回も、84名の医師がとりわけウイルス感染において甚大な被害を受けた地域に向けて出発する予定となっています。第三回までのタスクフォースでこれらの地域に出発した医師の数は、合計で180名にのぼり、海外から訪れた医療チームを含めれば、この数にさらに116名含まれることになります。

＊翻訳元：”Conferenza stampa  8 aprile 2020 ore 18.00 – Coronavirus”：https://www.youtube.com/watch?v=jrYePDI7kqU

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