徒然なるブラック企業のお話 No.07
夏バテになってました。
毎年、暑さが酷くなっていくばかりですね。
会社のあるビル、廊下に冷暖房がされてないため、お手洗いに行くだけで汗を流しています。汗を流した後に冷房が効いた会社に入るという作業をしていたら、喉風邪も再発しました。
皆様もお体を大事にしてください。
今回のブラック企業話。
自分がガッツリ精神を病み、退職後2ヶ月ニート生活を送った会社となります。
人間、簡単に病むというのをこの会社で始めて知りました。
フェイクを多めに入れつつ書いていますので、どこまで信じるかは読む方にお任せします。
■徒然なるブラック企業のお話 No.07
元々専門学校では、グラフィックデザインと簡単なライティングの勉強をしていた。
この為、デザインとライティング業務に携われる会社の求人へよく応募をしていた。
そんな求職の時に運悪く雑誌の編集会社のライター求人がヒットしてしまい、面接へと話が進んでしまった。
まあ、この会社徒然なるブラック企業のお話 No.02と同じくハローワークの紹介であった。
何度でも書くが、国が認めた会社がここまでブラック企業だと誰が思う。特に専門学校卒業したばかりのぺーぺーに教えてくれる人はいない。
面接は、ハローワークの紹介状と履歴書、簡単な紹介文章を作成して挑んだ。
結果として内定をもらったのだが、この会社の雇用形態が【正社員】だったのかは未だに不明。一応、週5勤務(隔週土曜出勤)の月支払いではあった。ハローワークでも【正社員】で記載されていたので間違ってはないと思う。
んで、この会社の従業員数は自分を入れて4名。
従業員数5人未満の場合は、健康保険・厚生年金保険への加入義務は生じない
※ネットより一部抜粋
生じてほしい。
知っている人なんて、家族だけで経営している会社だけだろう。
一応、個人事業主は国民年金だというのは自分も知っていたが、まさか従業員がいる場合も適用されるとは思わなかった。
なので、働いている間は少ない給与から保険と年金を払う羽目となった。
さらに専門学校を奨学金で行っていたので、奨学金の返済もここから出していた。
社員に保険・年金加入させることを考えてないということは、会社を大きくすることを考えてないともいえる。今なら理解できるのだが、当時は保険・年金の話をされないことに不審に思わなかった。無知というのは自分を滅ぼすと知った時である。
是非とも高校の授業で必須科目にしてほしい。あと未納した場合の末路も勉強しよう。
自分は、一応未納はしていない。
ただ、保険・年金を支払うと手元に残る金額は、高校時代のアルバイトよりも少なかった。
っと言うことは時給計算をしたら、一人暮らしは全くできない金額であった。
この時代あるあるもあったと思う。
勉強しながら仕事をするのだがら、給与は安くて当然!
今なら巫山戯るな!と返すことが出来ただろう。
ただ、当時は専門卒業したばかりの実務経験ゼロ人間。そんな人間が「会社で仕事をしながら、専門知識の勉強もできるなんて凄い」と思ったのがいけなかった。
基本知識の勉強は研修期間を設けろよ。
そうですね。社員少ないから出来ないですね、すみません。
なので、自腹で専門書を買い片手で調べながら校正指示することになった。給与少ない新人の懐を更に減らさないで。
結局、社長から教えられたのは最低限のビジネス用語と雑誌での文章では『です』『ます』で終わらせてはいけないことだけだった。
確かに自分も悪かったところがある。
それまで実務経験がなく、ライティングについても専門学校ではキャッチコピーやページ編集と何かに特化したライティングの勉強をしてきたわけではない。
そんな人間が文章を書いて『この文章書く人凄い!』というものが書けるわけがない。
天性の素質がある人は別の話しではある。
その前に未経験でも内定出したのは社長なので、文章にムラが起きることぐらい想定をしておいてほしい。
さて、こんなお荷物新人に任せられる仕事があるのか?
社員少ないのであるんです。
この時の自分の勤務時間10:00〜19:00が基本の就業時間。
実際は10:00〜23:45。
わぉ、基本の就業時間とは一体。そしてハローワークに載せてる時間とも相違している。
休憩時間入れたら毎日13時間以上会社にいることになる。
これまだ自分は電車の終電が23:00台で終わりだったので、この時間に帰宅できたが社長や他の社員さんはそれ以上会社に残っていた。終電様々である。最初の頃は早く帰るのに対して罪悪感があったが、すぐにそれはなくなった。
だって、毎日終電ダッシュをしていたし、帰宅は日付変更後。
そして隔週土曜出勤もしていたので、大体月22日勤務となる。
尚且つ、仕事場に行けば23:45まで仕事。社長からの文章のダメ出し。
掲載予定店舗へアポ連絡をしたら暴言を言われる。
こんな日々を過ごしているので体がおかしくなる。
まず、ご飯が食べられない。
休みの日は基本家から出ない。
趣味はあるのに、全く何も手につけれなくなる。
朝の通勤時、電車内で遅延を祈る。
駅までの道のり、誰かに轢いてほしい考える。
でも、自分の手で断つことは考えない。
お分かりいただけるだろか。
簡単に精神が病んだ。
この時、自分は精神を病んでいるとは思っていなかったのが怖い。
実家暮らしだったので親に「体壊す前に辞めなさい」と言われたのに関わらず、それでも仕事しながら勉強できてるのでまだ続けたいと思っている自分がいた。自分の事ながら呆れてしまう。
明らかに仕事中にミスが増え、突然落ちる現象が起きた。
この突然落ちる現象。単調作業をしている時ならまだ分かるが、人へ質問をしながら落ちるという今でも考えられない状況である。
ただ言えるのは、睡眠時間が少ないのと精神病んでいるからとしか答えはない。
この状況でどうやって辞めたかというと、社長の言葉だった。
ある時、呼び出されて言われた。
「仕事やる気あるのか?」
「やる気はあります」
「今の仕事の仕方だと給与を減らすぞ」
「じゃあ、辞めます」
当時の残業、月80時間以上。給与は少ないし、休みという休みがない。
でも、自分がやりたいクリエイター職。
この時には腹痛起こしながら仕事をしていた。
そんな体が悲鳴を上げているのに、給与減らされてこれ以上の成果が出るか?
答えはNO!
っと言う前に、社員が明らかに不調起こしているのに気づかない社長もどうなのか。
それこそ簡単な校正ミスをしていたので心配するものではないのか。
社員が少ない分、一人の肩に乗る作業量が莫大なので、自分以外の周りが見えてなかったとも言える。
それこそ個人事業主でやってくれと言う話。
でも、給与減額の話をされた時、一旦残る考えが頭が過った。これで残っていたら、もしかしたらこの文章を書くことさえ出来なかったかもしれない。
退職の意志を伝えた日付けで退職となり、晴れやかに会社を定時の19時に出ていった。
辞めると言った後は、本当に体が軽くなったのを覚えている。
その後は書いたように約2ヶ月ニートして、どうにかご飯食べれるまで復活してから仕事を探すことをした。
この会社で体重は減ったけど、さらにストレスで減らした会社があるのでそこは割合。
あっ、残業代は未納です。
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