『理論』と『実践』。

『理論』と『実践』。

近年は基本的に『実践』ばかりしてきたけれど多くの分野で伸び悩んでいた。年齢のせいもあるだろう。歳を重ねると知識量は増えていくが、それを処理したり、活用する為にファイルから取り出す能力が鈍ってくる。

そこで僕は今まで身につけたしばしば断片的な知識の塊を一度分解し再定義しつつ組み立て直すことにした。また、その為にもう一度『基礎理論』の部分を徹底して学習することにした。

現場の叩き上げの人物がある一定の年齢に達した時にピタリと成長が止まってしまうことがある。これは、『理論』に対する理解が足りないことが原因であると思う。おそらく感覚では深く理解しているのだろうが、自分がしていることを大きな構造の一部として見れていないのだ。

僕は徹底した実践主義者であるけれど一度その構造を形而上のものとして見直す時が来たのだと思う。

そして、『実践』から得た知識の塊を『基礎理論』に基づき正しい文法で組み立て直して、体系化する時が来たのだと思う。

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