人種差別

人種差別に反対する運動があるが、
僕は、特に人種差別することに反対ではない。

人を区別すること、そして差別することは、生活で人によく見られる性質であり、
自分を正当化し、守る場面で、そして、仲間を意識する場面で、よく使われるような気がする。
そのことを否定し、意義を唱えることは、あまり意味はない。

それよりも、その自分の性質を知ることから始めることが重要だと思う。

また、その差別のある現実(社会や自分自身)を理解することが必要なだけでなく、
その集団や相手を受け入れないことも許される環境が重要だと思う。

永遠にわかり合うことなく、別れて暮らすことも許容される方が良いと思う。
それができることが、社会、そして人としての優しさだと思う。

つまり、根本的な問題は、人種差別というよりも、
資本主義が作り出す社会構造の是非、社会主義を発展的に受け入れられる環境、構造の有無であり、
個人的な視点で言えば、その人が自信を持ち生きられる豊かな生活を維持できているかどうか、
というところにあると思う。

これはすぐに解決できることではなく、長く世代をまたいで解いていく課題であり、
初めに言ったとおり、まずは自分を知り、その結果、人に、少し優しくなれるところから始めるのが良いと思う。

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