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【技は盗むモノ⁇昔の職人が教えなかった本当の理由】


先日こんなツイートをしました♬


昔の職人は、
みんなやすやすと「技」を教える事はしなかった。

なぜだろう??


僕が伝説の桶職人と尊敬し

この方が作る桶との出会いで
人生が変わり、

貴重な貴重な道具を
受け継がせていただいた

今は亡き、

秋田伝統工芸士だった桶職人
「五十嵐」さんも

そのすばらしい「技術」というのは
先人たちから教えてもらって学んだどころか、

若き修行時代は
工房(仕事場)にさえ入れてもらえず、、

先輩方が休み時間に
こっそりと工房に入っては

とにかく見て「盗む」

これ以外に
なかったそうです。

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「技」は「盗む」もの


よく昔の職人は「技」はやすやすと
教える事はせず

技というのは「盗む」もの
と表現されることが多い。


なぜだろう??


僕は、それは「失敗」させるためだと思う。


自分の事と思って考えてみて欲しい。


「失敗」
すると人は
どんな反応をするだろうか??と、、、、


それは、
自分事としてどうしたら
次は失敗せずに済むかを「考える」はず。

そう、
「失敗」というのは

その先に「考える」という行動が待っているんです。


この「考える」という行為こそが
何より大事で、

人間としての本当の成長がある事を
先人たちは知っていたのです。


だからこそ、

何を教えたら良いか?
じゃなく

「何を教えないか?」を考える。


これこそが、
本当の愛なのかもしれない。

今日もステキな一日を(^_-)-☆

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