~入院中の食事の苦悩~
今回は『入院中の食生活のコントロール』について少し書いていきます。普通にしていても人の味覚はそれぞれですし、治療中の方や特に味覚障害が起きている方は特に食事に気を遣うことになると思います。
先に結論を書くと「何が正しいのかなんてない」なんて答えになります。食べ過ぎれば「良い」と言われるものも体に毒ですし、「悪い」と言われるものも適量であればOKというケースもあります。
世の中には食に関して色々な情報が出回っており、時代によっては肯定されていた食生活が否定されることもあるわけです。
治療中の食事は食べられるモノを好き放題食べることも一考なのですが、ただまぁ「何かに乗っかりたい気分」だったので、『アダムスキー式腸活』を今回の入院は採用してみました。
フランク・ラポルト=アダムスキーさんが考案した食事療法で、人間の自然治癒力を最大限に活かそうとする試み…だそうです。
▼ 食事法の内容
アダムスキー式腸活法では
の3つに食品を分類し、ざっくり言うと『ファストとスローを同時に食べない』ということを推奨されています。
そこに、個人的なアレンジを加えます。…と言うのも購入できるのが病院付属のセブンイレブンだけであり、また味覚もそれほど正常とは言えないので「出来る範囲」で実践している感じです。
ざっくりとした分類です。細かくやっても、そもそもセブンイレブンで買えないのであれば意味がありませんので…(^^;)
『ファストとスローを組み合わせない』というたった1つの約束事の下、ニュートラルはこの際気にしないことにしました。どちらと組み合わせても問題ないとのことなので、私はファストとスローにのみ着目してセブンイレブンを日々徘徊します。
まぁ…正直ほぼ全て『スロー』の食品なわけです。
食べられるモノ、食べたいモノに関しては8~9割がスロー寄りなことが分かります。ここに私が現在よく買うモノを羅列(セブンイレブンで買えるモノ)していきます。
▼ よく買うモノたち
結果は当たり前ですが、ほとんどが『スロー』の食品になるわけです。コンビニでは時間やタイミング無い商品もあるので、『ファスト』に分類される「果物」で安定的に売られているのはバナナ以外あるのかな?と思います。
「バナナ、ヨーグルト、ナッツ…」なんて朝食はこの場合はダメになります。ファストとスローが混ざっていますからね。
「BASEのパン、バナナ、ヨーグルト…」はトップ画像ですがこれもNGになります。いやいや食べられるものが無い(^^;)
バナナ、りんご、ヨーグルト、トマトジュースはOKです。全てファストに該当します。…と言うよりも、セブンイレブンでこれ以外の組み合わせが見つかりませんでした(-_-)
▼ 食生活
病院食ももちろん食べていますが、1日3食の内1食か多くても2食にしています。なるべく同じようなモノを食べて、味覚や体の変化を意識したいのでそんな感じです。
病院食はアレンジをほとんどしていませんが、7割程度食べられれば御の字…という状態でしょうか。
味覚的にバナナやヨーグルトは食べやすい部類なので、食べるとなると主に朝に食べることにしています。アダムスキー式を勉強する前に一緒に食べていたパンやナッツは今はお預けで…。
主食は玄米、そば、BASE、ブリトー、主菜や副菜にゆで卵、豆腐、納豆、めかぶ、サラダ…でもBASEは納豆と一緒には…(-_-;)
なんてやりながら、日々調整しています。ちなみに効果が出ているのか、いつ効果が出そうなのか…なんてことはわかりません。
でも「インスタント食品を手あたり次第食べたい!」といった事が無いので、一先ずこんな感じで継続が出来ています。
今の私は揚げ物(特に油の匂いが強いモノ)、複雑な味のモノ、味付けの濃いモノがあまり受け付けていません。
唐揚げとか、酢豚とか、麻婆豆腐とかカレーライスとかを「避けたい」と感じる日々が続きます…。
▼ さいごに
結論は最初に書きましたが、食事法に「何が正しいのかなんてない」ということです。免疫抑制剤の関係で柑橘類がダメ、生ものがダメといった明確な制限が無い限り「これだけ食べていればOK」と言うことはないと思います。
一方で「病院食を必ず食べなければいけない」と自分を縛ってしまうと、ツラい治療の中で自分を追い込んでしまうことに繋がりかねません。
「出来る範囲で出来る限りのこと」を意識して、今日も栄養を摂る努力をしていこうと思います。よろしければご参考まで。
ろくさん
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?