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パン作りの奥深さPart5(データーを蓄積する)

さて、成型を終えた生地は、最終発酵に入ります。色んなタイプの配合によって発酵時間が違いますが、通常50~60分ぐらいです。ここでじっくりと発酵を待ちます。生地たちをじっくりと観察するとその後の出来具合がわかります。毎日同じように作っていても微妙に違っているのです。人間と同じく、今日は、なんとなく元気がないな~という感じです。元気な生地の表皮は、ピーンと張っている感じですが、そうでない表皮は、シワシワでやや黒ずんでいる感じです。人間と同じのような感じ方ですね・・・。そこで色々考えます。捏ね上げ温度が高かったのか、吸水の調整が悪かったのか・・・頭の中の過去のデーターを引っ張て来ます。過去の観察と結果のデータの集積で次(よりいいもの作り)につなげていきます。なんとなく作っているのではなく真剣さが大事かと思います。


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