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知らない夏

新しい街の中にふらふらと転がり込んだ
だいすきな都会のビル群はその街のどんなに高い建物の上からも見えそうにない
この街は、どこを歩いても生活の景色しか見つからない
大学生の頃から成長していない自分を直視しないといけない気がして、あのビル群が見える場所へと戻りたくなる

自分の意思であの場所を選んだ
自分の意思でこの街に転がり込んだ

ビル群なんて見えていても見えていなくても、私は全く変わっていない
もう少し、大人になりなよー
もう少し、揺るがない自分を持てよー

なりたい大人には、まだ程遠いけど
ちょっと寄り道しながら鏡の中の自分を見る

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