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2022春 自分の身は自分で守れ!Ⅱ  ~犯罪を未然に避ける、遭遇したときの「浅知恵」とは~


「いかのおすし」に「浅知恵」をプラス


前回、~子供(娘・息子)が交通事故に遭わないために~特にこの春、小学生になるお子さんへ言ってみてほしいこと~

という記事を投稿しました。(ほとんど読まれてませんが)

今日のニュースで交通事故に遭遇するのは7歳が多い、というトピックを扱っていたこともあり、セルフ推ししたいところです。

今回は「犯罪」を未然に避ける、遭遇したときにやってみてほしい
「浅知恵」です。

ちなみに今回も、科学的知見や犯罪心理学などの専門分野の学論等に基づき検証されたものではなく、半分は妄想も入ってるものであることを了承の上、ご理解できる方のみ閲覧下さい。

子供にはよく、
「いかのおすし」というものを言い聞かせますよね。

これは

しらないひとには、ついて いか ない

こえをかけられても、くるまには  らない

しらないひとに つれていかれそうになったら  おごえをだす

こえをかけられたり おいかけられたりしたら  ぐにげる

こわいことにあったり みたりしたら、すぐおとなに  らせる

というものですね。

大人でも基本はこれです。

 大人になると一人で行動、判断することが多いですし、帰宅時間が深夜になることもあります。
とりわけ女性だと子供と同じくらい、いえ、自由に行動できる分、さらに危険です。

 たとえ連れ去られても、大人であるが故に「自分の意志で失踪した」と判断されてしまうこともあるかもしれません。
そうなると、追跡するのが困難となり、もはや手遅れにもなりかねません。

もう少し、できそうなことを考えてみましょう。


「警戒してるぞ」オーラを出す


 ながらスマホは自分にとっても他人にとっても危険なのでダメ!というのは常識。

 また、イヤホンも危険、というのはある程度言われていますが、これほんとに危険です。

廻りの状況からシャットアウトされ、自分の世界だけになっているため危険を察知することが難しくなります。

注意散漫になり、あらゆる感覚が鈍くなるのだと思います。

 さらに、イヤホンを装着状態が外からみて判ると、危険を察知できないばかりか、第三者(痴漢や変質者などの輩)にその無防備さを知らせてしまうことにもなります。

実は筆者もむか~しですが、大変怖い目に遭いました。

 深夜、駅から家に向かって歩いているときでした。

人通りは少なく、小雨が降っていました。

数十メートル歩いたところで、ふと、濡れた路面、すぐ後ろにスニーカーの足もとが目に入りました。

「えっ、いつの間に人が…」と思った直後、

後ろから首に腕を巻きつけられたのです。

「ぎゃーーーーーーーーーっ!!!」

と、反射的に大声が出ていました。

 そしてさしていた傘でそいつを連打するのですが、開いた傘というのはあまり打撃力はありません。

それでもシャウトしながら連打し続けていたらようやく手を離してくれました。

あきらめてくれたからよかったものの、そのままだったらどうなっていたか…。(((( ;゚д゚)))アワワワワ

 その時、まさに耳にはイヤホンを装着し、傘と雨音で周りの気配が遮断された状態で、無防備でした。
(ちなみにこちらも昨日、同じような事件がニュースで報道されていました。)

本当にこわかったです。

そいつが立ち去り、私も家に帰り、警察に通報しました。

 ちなみに、そいつともみ合っていた時間はそれなりにあったと思うのですが、だーーーーっれも出ては来なかったです。

多少民家はあったものの、雨で深夜ですでに雨戸を閉めてもいたでしょう。

また、やはり「火事だ~っ!!」と叫ぶべきだったのでしょうか。

 前置きが長くなりましたが、結論として、

「スキ」を見せない、
過剰なくらいに警戒心をアピールする
くらいがいいかと思います。

 そういう輩は何といっても顔や特徴を覚えられるのを嫌うので、

後ろに歩いている人を何気に振り返って見たり、追い越されるときに大げさによけたりして、
「警戒心全開オーラ」を出しましょう。

「自意識過剰って思われる?」なんてこと、気にしてはいけません。


自意識過剰と思われてもいい



スマホ通話が役立つことも


 テキストを打ったり、動画を見ながらの歩きスマホは言うまでもなくダメですが、通話なら役立つ場合もあるかと思います。

 特に周りに民家もコンビニもないようなところでは、何かあったときに目撃者もいないので通報が期待できません。

 なのであえて、友人や家族と通話しながら歩く。

このときに肝心なのは、「今、○○通りを歩いている」
「○○交差点を過ぎたところ」などと、実況を入れることです。

さらに

「赤い車が前方で止まった」
「窓あけてこっち見てる、○○歳くらいの男の人」

などの心配事もつぶやいておきましょう。


「その人」に気づかれないように何気なさも装いましょう
刺激しないことも大切です


 万一何か起きても、異変を察知した通話の相手が
「○○通りを歩いているあたりで友人が襲われたみたい!」
と、通報と同時に位置情報も提供できます。


最悪の場合も


 言うまでもありませんが、前方に車両が止まっていたらそのすぐ横を通過するのは避けましょう。

突然ドアが開いて車に押し込まれてしまうかもしれません。

特に狭い路地など、逃げ場がないような場所は注意が必要です。
迂回するくらいの警戒をしても良いかと思います。

 そこで、あやしいと感じたらその車両のナンバー、特徴を予め記憶しましょう。

全部は無理でもナンバーの一部でも記憶するようにしましょう。

そして…

最悪拉致られそうになったら、たった今記憶した車のナンバーを叫ぶのです!

ひょっとしたら誰かがそれを聞いていてくれるかもしれません。




通報もしてくれるかもしれません。(運が良ければ…)


また、最悪車に乗せられてしまったりした際は、その間際に自分の所持品などをあえて落とし、痕跡を残し、「事件性」をアピールしましょう。



拉致、監禁、人質になったら


 こうなってしまったら、もはや脱出は難しいでしょう。
ほとんど絶望してしまいますね…。

下手に抵抗して犯人を刺激してしまったり、自らの体力を消耗して体が動けなくなることも。

ですが、おめおめ殺されるのを待つだけ、というのは悔しいです。

 例えば、電車内や銀行などで犯人が人質をとって立てこもる事件がありす。

犯人は一人で人質は複数なら何とかなるのでは?
 と思うのですが、これは経験したことのない者が言う無責任な発言なのでしょう。

実際には恐怖で体が動かなくなり、マインドコントロールもされ、気力もすべて奪われてしまうのでしょう。

 しかし、もし可能であれば、どうせならあきらめる前に出来得ることをやってみる価値はあるかと思います。

…再度書き添えますが、あくまで妄想です…。

 拳銃や手りゅう弾を持っている場合は不可能かと思いますが、日本においてはあまりそういうのはないので、一例として。

予め、自分の手の届くところに、武器になりそうなもの、(先端の長い傘どがベスト)を確認しておく。

犯人が人質を見回ってきたとき、犯人の背後に誰かがいるかのごとく、目で会話をしている風を装う。

犯人が、「誰か背後にきたのか?」、と後方を向いた刹那、長い傘で反撃る。
犯人がひるんだら応戦してくれる人も出てくるかもしれません。

予め頭の中でシミュレーションしておくことが大事です。
断っておきますが、あくまでも妄想なので、このようにうまくいくかは保証はできません。

相当な危険を伴うことも考えられるので、それなりの判断と自己責任でお願いします。


フィクションです


普段から、遭遇するかもしれないあらゆる犯罪を想定しておく


 よく、空き巣対策ではプロの方が「自分が空き巣の立場になって、どのような家にどこから入れるか、時間帯は…などの条件を考えてみると良い」、とコメントしてらっしゃいます。

 痴漢、拉致、監禁、などの類も、そのように犯人の側になって考えてみることをお勧めします。

少しでも「スキ」を作らない、見せないようにしましょう。

 飲み会で遅くなりそうな日は、スカートよりパンツ、駅からスニーカーに履き替える、夏は薄着になるので1枚上から羽織る、など。
(合コンでは男性ウケしないとは思いますが…。)

 また、武術を習得するのもおススメです。
何も相手を負かそうとする必要はありません。

そもそも武器の前ではどんな有段者であってもムリなものはムリです。
 
ですが、武術等を習うことで、危険を察知したり、身のこなしが俊敏になったり、神経が研ぎ澄まされたりすることもあります。

 近年、中学校の体育の授業において、女子にも柔道が取り入れられたようですが、別に一本背負いが出来なくてもいいので、もっと汎用性のある護身術などを必修にしてほしいです。

 
まあ、一番いいのは「犯罪」が無くなることです。

特に何の落ち度もない人がたまたまターゲットにされ、犯罪に巻き込まれるのはいたたまれません。

そのような犯罪が無くなることを願ってやみません。

 

いかがでしたでしょうか。

何度も申し上げますが、検証したわけでもスペシャリストに取材したわけでもなく、ほぼ筆者の妄想です。
すみませんが、己責任にてお願いします。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました‼