インタビューnoteをつくります。
ほぼ日で連載していた、矢沢永吉さんと糸井重里さんの対談が、今日でフィナーレ。
全15回、あっという間だったな。
読めば読むほど、引き込まれた。ライブ感を残しながら、細かいところまで丁寧に、そして楽しげにつくられている。
いいなあ。
どんな風に構成をしてるんだろう。どんな風に永ちゃんらしさを出しながら読みやすく文字にしてるんだろう。
内容はもちろんサイコーにいいのだけれど、ライティングにも目が向く。
たとえば、こんなところ。
矢沢
もう、自分をもう一回、
見つめ直すぐらいのことを言って、
家族、大迷惑なのにぜんぶ連れて
ロサンゼルスに移って。
で、ちょうど糸井サンも‥‥
(聞いている乗組員たちに向かって)
あの、ぼく、ふたりだったら、
イトイのこと「イトイ」って呼んでるんだけどね。
糸井
(笑)
矢沢
人前だと、とりあえず「糸井サン」で。
確かに、永ちゃんのことをあまり知らないけど、「糸井さん」よりも「糸井サン」って、言ってそうなんだよね。細かいことかもしれないけど、こういうところとか、時々出てくる英単語をくどくないくらいにカタカナで表記して織り交ぜているところ。タイトルの「スティル」とかもそう。
そのひとに、その時間にしかない空気が切り取ってある。
わたしは、ほぼ日の塾で、はじめてじぶんでインタビューをしに行って、記事にまとめた。
添削などはなくわたしが書いたまま載せてあるので、今見ても直したいところがいっぱいあるけど。はじめてひとりでやったインタビュー、森下さんがすてきなひとというだけで、わたしにできてることは少ないけど。
でも、インタビューをすること、インタビュー記事を書くことに目覚めた体験だった。
もっともっと、インタビューしてみたい。
そんな思いで読んでいるから、前よりも気づくことがいっぱいある。きっと削ったであろう言葉に気づくこともある。
いま、わたしはひとまず10人にインタビューしたいと思っている。そしてnoteに載せる。タイトルももう決めたんだ。
くりこの『素朴なこと』聞いてもいいですか?
なにも知らないわたしが、インタビューしてみたいから、こう名付けた。とくにひねったり、ダジャレにしたりもしなかった。
いつものお花屋さん、フリー料理人のオリタタクヤくん、コーチングのみきみきさん、お笑いのネタを作る芝山大補さん。
あとは、聞きたいなあと思ってるひと、ほかにもいるんだけど、ちょっと走り出してから、タイミングのいいひとに聞きたい。何年後かに話を聞きたいなっていうひともいるのだ。
ちょっとずつ、前に進んで。仕事にもできたらいいなあ。
野望を持って、やってみます。
ヨロシク!
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。