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密輸業者の気分で長崎⇔羽田を行き来する。

決してあやしい商売なんてしていない。でも「もしかしたら密輸業者ってこんな感じなのかな?」と妄想してしまうくらい、いつもわたしの荷物がパンパンなのだ。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

長崎と羽田を行き来するにしても実家には荷物がある程度あるし、服などはいらない。タオルもいらない。なにで荷物がパンパンって。そりゃもうお土産だ。

お土産しかない。

東京へ行くときには、家族や友だちにお土産を買ってもっていく。波佐見焼だったり、有田焼だったり、カステラだったり、アゴがまるっと1匹入ったアゴ出汁だったり、最高の茶葉だったり、つきたてのお餅だったり、自分で絵付したうつわだったりする。

それを配ると、荷物が軽くなる。しかし、お返しをいただいたりするパターンもある。お父さんがなんかユニクロで服を買ってくれることも。ありがたい。

そして、波佐見へのお土産も東京や横浜で買っていく。家の近くのケーキ屋さんのおいしい焼き菓子、子どもの頃からだいすきな鳩サブレー、おしゃれな生キャラメル、いい香りのハンドクリーム、羽田空港のずんだ餅、などなど。

行きはズシズシ、帰りもズシズシ。

しかも、突然の出会いのパターンに備えて、つい多めに買ってしまう。会う予定のなかった人にも、万が一会えたら渡したい。だから「買っていったほうがいいな」となんとなく思ったものも買っておく。直感任せの密輸業者。なんの儲けもない。っていうか出費だけが嵩む。しかも焼きものという割れるリスクのあるものを運ぶので、密輸業者と違い利益は出ないけどスリルだけは感じて移動している。

でも、みんなよろこんでもらってくれるから、ありがたいことだよなあ。

昨日、波佐見の人たちへのお土産チェックをした。並べてみる。あの人にはこれ、この人にはこれ……あれ?

どう考えてもお土産が計算より多い。意図せず多い。自分で「余裕をもって多く買おう」としたのではなく単純にミスで数が多い。

まあきっと、このお土産もちょうどよく渡す人が現れるだろう。まだ知らんけど。

30minutes note No.953

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