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自分のペースで誰かの役に立つ

noteを使いはじめたのは、2020年8月末。ちょうど1年前です。

「みんフォト」に公開しているイラストも130枚を超え、嬉しいことにこれまでに3000回ほど使われているようです。使ってくださった方から届く通知は、日々の楽しみのひとつになっています。ありがとうございます。

SS- 165 - note ――つくる、つながる、とどける。

そもそも、私がnoteをはじめたのは「みんなのフォトギャラリー」という機能に興味を持ったからでした。

noteをはじめる前にも、細々と絵は描き続けていましたが、だれに見せるわけでもなくスケッチブックに閉じられたままでした。

それは、描くという行為で満足していたからで、誰かに見てもらおうとか、うまく描こうとか、それ以上なにかをしようという考えには進みませんでした。手帳に書く日記にように。

それから、コロナ禍となり仕事はリモートワークに。時間はできたけれど変化の少ない日々。新しいなにかをはじめようかと思っていたところに、たまたま「みんフォト」の存在を知り、これであれば私でも参加できるかもしれないとnoteに登録したのでした。

絵を公開してみると、すぐに使ってくださった方がいて、自分の絵でも役に立っているんだなと嬉しくなりました。とは言っても、絵を描くことはもともと自分への慰めであったり、感情を整理するためのものだったので、「誰かのために」と意気込むのではなく、なるべく自分のペースで少しずつ絵を追加していきました。

100、200と使ってくださる数が増えてくると、絵がひとり歩きしているようで「今日はこういう記事に使われたんだね」と見守るような気持ちになってきました。自分の絵ではないような。

そうこうしているうちに1年が過ぎました。そのときどきで描きたいものが変わるので、タッチや画材に変化はありますが、表現できるものはあまり変わっていません。もともと集中力がなく、完成に何日もかかるような大作も描けないので、これ以上、絵を描くスキルも上達しないような気もします。

いつか絵の仕事もしてみたいなと思ったこともあるのですが、誰かのオーダーに合わせて描くというのが全くもって苦手なので、根本的なスキル不足を除いたとしても、それも難しいのでしょう。

そう考えると、自分のペースで絵を公開して、それを誰かに使ってもらえる「みんフォト」のユルさが、いまはちょうどいいのかもしれません。また次の変化が来るまで、もうしばらく続けてみたいなと思っています。

長くなりましたが、ちょうど1年ということで、すこし振り返ってみました。いつも、絵を見てくださったり、見出しとして使ってくださり、ありがとうございます。



いつも見てくださったり、イラストを使ってくださってありがとうございます。いただいたサポートは、子どもたちのおやつになります。