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濡れ鼠のようになって
僕は公園に立っていた
両腕に夢と希望を抱え
涙を流して立っていた

負けてたまるかと思い
しかし絶望に咽び泣き
自分の意味を考え込み
生を授かる意味を探し
だがそんなの簡単には
目の前に現れないから

皆んな吹き飛んじまえ
そう言って爆弾を投げ
誰も振り向いてくれず
生きることが辛くなり

もう自棄になる事すら
赦されないと思い込み
そして自分という生は

公園に泣き立っている

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