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TENET 感想 意味不明なのに最後まで見せる凄腕クリストファー・ノーラン監督

Amazon prime入りしていましたねー!話題作「TENET」

クリストファー・ノーランといえば、インセプションは好きだけど(レオ様補正)、インターステラーは好きじゃない。そんな私めであります。

TENETの意味ですが、「主義」と字幕入りしていました。

意味:持つ、維持する、含む、所有する、保存する

映画のタイトルであり、名もなき男が挑んだ壮大な作戦のコードネームだ。英語では「主義」や「信条」の意味があり、劇中字幕では「主義」と訳された。

参照元:『TENET』の意味

さらにTENET自体が回文になっているということのよう。
かっこいいコードネームですよね!
しかしこの映画、なんちゃってかっこいいコードネーム使うアクションポエム映画なので意味はマジでわかりません!!!
意味わからないけどかっこいいSF世界観とそれっぽい作戦(主人公鬼つよ爽快アクション)で2時間30分の長編にしては魅せてくれます。

いやー世界的大監督ともなると物語自体に意味を持たなくてもいいんですわ。ほんと。
何度でも言いますが、映画として最低限成り立っているかどうかは、映画の時間飽きさせず画面の前に座らせることです。
なので意味の分からない内容なのにそれを備えていることが、演出や脚本のすばらしさであり、意味が分からないのは私の読解力のなさからくるのでしょう。

あらすじ

CIAのミッションで死にかけたけど助かった主人公は、コードネームTENETの作戦を命じられる。目的は伝えられず、与えられたのは指示のみ。
第三次世界大戦につながる未来兵器(時間の逆行)をなんだかんだして防ぐぜ、という話。
(この時間の逆行はむつかしすぎて意味わかんないですが、理解しなくてもなんとなく雰囲気でOKだと思います)
なんかよくわからんけど時間の逆行兵器によって人類が滅びそうなのを、時間の逆行を利用して食い止める。ただし、それは主人公ではなく”誰か”が助けてくれていて、それは多分相棒で、その相棒に指示したのは未来の主人公だったんだよ。相棒は過去で未来の主人公に合い、主人公の指示により世界を救ったんだよ。これから会う予定からよろしくな親友!と言われ、END。

感想

落ちはなかなかうまいことやったんじゃないでしょうか。
この時間の逆行により、タイムリープできる的な設定がややこしすぎていまいち本編が理解できないし、(現在の)主人公目線で描かれているためCIAの目的もいまいちよくわからないわけですよ。
多分未来では過去に戻って主人公が世界を救うためにいろいろ暗躍するのでしょうが、現在の主人公はそこに至っておらず、視聴者は現在の主人公目線だから…って同じこと言ってるな。←しかもこの未来での黒幕(というかヒーロー)は主人公ってのは最後でわかることで、それまでまじでずっと???状態。
ミステリSFってカテゴリですねこりゃ。

っていうかさぁクリストファーノーランさぁ、こういう続きがありそうな終わりにするのうまいよね。←だって主人公が暗躍して世界を救った話は視聴者からしたら未来(時系列的には今作の最後なんだが)なので語られていないわけですから。

私レオ様のインセプション好きだから続きを作ってほしいんだけど2よりも先にテネット作ったってことは続編作るつもりはないのかな。(今作含め)

テネットで意味わからないのは、任務のためには人を殺す主人公がヒロインにはめちゃくちゃ甘いこと。別に助ける意味もないし、初見なうえに既婚者なのに(めちゃ美人だけど)

Yahoo映画でも似たような感想を書いている人はいましたね。

あ、そうそう、Yahoo映画のレビューで、うまい!と思った感想があったんですよ。
「クリストファーノーランはなんでもパンにはさむのが好きなアメリカ人みたいに時間を時間で挟むのが好きだよね~」的な。
なるほどうまいこと言いましたね。
確かに過去と過去を現在で挟むっぽい感じなんですよ!!なんかこの表現がしっくりくるんですよ!!(解釈があっているかどうかは不明なんだけどね)

暇なら見てみてもいいんじゃないかな、話題作だしね。って感じでした!私は好きじゃないけどねん!

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