映画感想 ONE PIECE FILM RED ボスベイビー エリザベス クーリエ：最高機密の運び屋
もう1Qも終わりますね……一年が過ぎるのが早い。
最近の花粉の薬の効果はすさまじいですね！憂鬱なお花見も薬さえあれば乗り越えられることに最近気づきました。
さてさて映画の感想行きます。
ワンピースはちなみにメリー号→サニー号あたりまで読んでいますが、それ以降のキャラはわかりません！（笑）
好きなキャラはウソップです！声優含めな！ ←わかりやすいでしょ？
ONE PIECE FILM RED
あらすじ
SNSっぽいので有名になった歌い手ウタはシャンクスが拾った女の子。赤髪海賊団に所属していてルフィの幼馴染だったウタウタの実の能力者。音楽の島の魔王の楽譜を歌うことによってその島を壊滅させる→シャンクスが責任を負う形で生き別れになる。ウタウタの実の能力でみんなを仮想現実的なところ（新時代）に閉じ込めて平和にしようと画策→ルフィ達の手により失敗しかける→魔王を呼び出し強行＆暴走→ルフィ＆シャンクスの手によって解決。
感想
話題作でキャッチーだとは思うけど、正直原作のある鬼滅の刃無限列車よりひどい。
人気キャラ出してAdoに歌わせておけば人気出るだろの発想。そしてその通りになる簡単な民衆。
令和の作品の浅さはここまで来ましたか…残念でならないですね。
まぁAdoのMVってところ、新海誠の「秒速5センチメートル」現象ですね。ハリウッドでいうところの「アリー」（Shallow）。
ちなみに、新世界新世界いわせるポエマー仕様になっています。
戦闘シーンはほぼなく、ミュージカルみたいにAdoが歌いまくる！ルフィやシャンクスですら、最後ちょっとアンパーンチ！！するくらいの戦闘シーンしかありません。
この映画、話はまあ王道ストーリーなんですけど、ウタのミュージカルシーンとか戦闘シーンとかとにかく画面がうるさいんですよねぇ。。。
戦闘シーンほぼ何やってるか分からないと言う。。。
コビー出てくるんだけど私の記憶と違ってめちゃくちゃイケメンになってて驚いた笑
ルフィが先輩呼ばわりされてるのも驚いたし、全然キャラがわからないのも楽しめない原因かもしれない。後で妹に聞きまくった。
ワンピースの勢力図もややこしいことになっているみたいで、仲間なの？敵なの？状態！まあ、わからなくても映画は雰囲気で楽しめます。あんまり麦わら海賊団は活躍しないけどねー。ルフィとは別行動になっちゃうし…。
個人的には、雰囲気ミュージカル映画でしょうかね。Adoの楽曲がなければ、見るに耐えなかったでしょうね。「新時代」はサビよりAメロがいいよ！
ボスベイビー
あらすじ
ベイビー社から派遣されたボスベイビーが弟に生まれてくる。ボスベイビーは犬人気で赤ちゃん人気が落ちていることを危機としたボスベイビー社のスパイで、任務は新種のペット犬の秘密を探ること！そのペット社に勤める両親の元に生まれてくるわけです。
ボスベイビーの本性に気づいた兄と犬猿の仲なのですが、最後は協力しペット社のボス（元ボスベイビー社の役員）を倒してハッピーエンド！弟はベイビーとして生まれてきて2人は本物の兄弟になる。
感想
ワンピースと打って変わって（こら）ちゃんと映画として成り立たせてくるから洋画はアニメも素晴らしいのです。
メッセージは「両親の愛を独り占めしたい」子供だった兄が、弟と共闘することで成長して譲り合いができる子になる。ボスベイビーは愛を知り、仕事一辺倒から、人間味を獲得。
一見兄の成長ストーリーに見せかけて、ボスベイビーもちゃっかり成長している、この見せ方、アメリカ映画あるあるですが、本当にうまい。
ただ、「ベイマックス」「ズートピア」ほどの完成度はなく、王道ストーリーの域をでず、子供向けかなーと思いました。
しかしギミックや設定は面白い。このようなファンタジーものは、1から設定を練り上げるのではなく、ひょっとして、現実にあり得そう？なラインを狙うのがハマる秘訣なのですね。例えばトイストーリーやモンスターズインク、ハリーポッターもそうでしょう。そうさ！私はまだホグワーツからの手紙を諦めてなどいない！
ボスベイビーも、あり得なくないかも？ライン狙った設定と、そして赤ん坊がガチサラリーマンというシュールな笑いが、視聴者層を広げるに繋がっています。この辺りのシュールさ、大人なら笑ってしまいますからね。ちゃんと赤ちゃんなりにチームで仕事をしているのも、社会人の感覚とリンクしていて共感が得られ、面白い！
この辺りはさすが、としかいえないですねぇうんうん！
ただ、マーベルディズニー他のアニメ映画が強すぎるため、そして主軸ストーリーは普通なので、総合60点ってところかな。ただ、見て損はないですね！
エリザベス
あらすじ
エリザベス1世の話。
姉メアリーが死んで即位、プロテスタントを広めた。愛した相手が不倫していたため、誰とも結婚せずイングランドの黄金時代を築く（らしい）
感想
好きな国は？「イギリス！」とノータイム即答できる647ですので、この手の映画はまず楽しめます。ちなみに世界史は勉強していないので知識はヘタリア程度です。
この映画、たぶん一般人が見てもあんまり面白くないんではないかなー？と思います。ただ主人公のケイト・ブランシェットが美しいのが見どころかもしれない。
エリザベスが政治的なことをしているシーンはあまりなく、とにかく好きだった男とイチャイチャするんですが不倫されていて、でもフランスやスペインとの政略結婚は断わって、ふらふらする…って感じの映画。最後は急に覚醒して「イングランドと結婚するわ！」で終了。
バージンクイーンとは美しい響きですけどもね。
英国の建築や衣装は楽しめますが、話はちんぷんかんぷんってかんじ。恋愛描写したいのか？政治描写？それとも宗教？
お勧めできないけど、私は中世英国の雰囲気が感じられて楽しめました（笑）
映画としてはとても成り立っているとは言えません（笑）
クーリエ：最高機密の運び屋
あらすじ
米露冷戦時代に英国商人が米英スパイで露に侵入し核兵器の情報をリークし核戦争を防ぐ、という実話に基づいたお話。
感想
イギリスだし、主演はシャーロックのベネディクト・カンバーバッチですよ！俺得すぎるんだわしかし！
話もスパイ系は超好きなんです！！
正直めちゃ面白かった！
なんか、外国映画って、字幕で見るので演者の演技のうまさってわかりづらいと思うんだけど、この人はまじでうまいと思うんだよね、なんか気迫を感じる。
歌詞わからない洋楽で泣けるってのと、似た感覚がします。
話は実話に基づいているから、ただスパイして、って緊迫感ぐらいなんだけど、勉強になるし、世界にはすごい人っているんだなぁって。
命を投げ出すリスクを負って、世界を救うってすごいよね…。私なら絶対に無理だな。
ロシアに捕まって一年後に、奥さんが面会に来た時のシーンは号泣してしまいました。「あと一年くらいかな」と、こんなきつい牢獄生活が一年も続くって、どんな気持ちで聞いたんだろう。
ハウルの感想で言ったけど、男は妻子を守るために世界を救うんだよね。
女は家庭のために世界が滅びようが、構わないという考えなのにね。
男女平等なんて無理だよ。思考回路の根っこが、そもそも違うのだから。
サティスナブルでダイバーシティは、ユートピアでも人間哲学でも、宗教ない。平和で暇な安全領域に生きる貴族たちの、ただのゲームですよ。
あっ話逸れた。全然映画関係ないですわ。
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