見出し画像

アリー スター誕生 感想 この映画は挿入歌「Shallow」のミュージックビデオです。

レディーガガはスターですよね。

私の成人式の時、皆ガガの髪型にしていたなぁ。髪の毛でリボンにするやつね(年齢バレるぅ。。。)

そんなガガが初主演した映画「アリー」。予備知識なしで鑑賞しましたので感想を。

一言で言わせてもらうと

この映画は挿入歌「Shallow」のミュージックビデオです。

いうなれば、洋画版「秒速5センチメートル」ですよ。

これまじで的を得てると思うんだけど、共感する人いない!?

え、だって、秒速5センチメートルって主題歌「One more time,One more chance」のMVじゃん?中身ぜろやん?きれいな映像でこの素晴らしい主題歌を表現している作品でしょ?

んで、「アリー」は誰もが間違いなく感動する、歌姫ガガの歌う挿入歌「Shallow(シャロウ)」のMVじゃないですか。

このShallowまじですごい曲だよ。

めちゃくちゃいい。

ガガが歌うからもう迫力まであるわけよ。

この曲、割と序盤で流れるんだけどね、(この映画内容の割に長くて2時間あるんだけど)この曲歌ってるシーンまでみたら見るのやめていいよって感じ。

でもね、流石アカデミー賞まで行く作品。

最後まで飽きることなく見れます。

でもそれはガガ様の歌のシーンがあるからかもしれないけど……。

あらすじを要約すると、

歌はうまいけど埋もれていた主人公アリーを売れっ子ミュージシャンが見つけて、ステージにあげ、成功していく。ただ、売れっ子ミュージシャンのほうはアル中、薬中、おまけに難聴の病気持ちと問題大ありなので、芸能人生としてはかなり下り坂なんですよ。反比例するようにアリーは売れて、成功していく。ただ、二人は夫婦になって愛し合ったままで、アリーはアル中の夫をミュージシャンとして成功しながらも支えますが、最後夫は死んでしまいます。(自業自得としか言いようがないけど)

とってつけたような夫の難聴(不幸)設定の割に、そりゃ自分が才能を見つけたんだからステージにあげたら売れるのわかっているだろうに、素直に恋人にだけしときゃいいのに、と思ってしまう展開。最後までアリーは夫を愛していますが、夫はアル中から立ち直ることなく死んでしまうし……。

妻の愛が夫の病気を救う訳でもないんだよね。

一体何が言いたいんだろう?って感じ。

これが

ガガ様の生い立ちの実話だと思いきやそうでもない

これ実話だったらオチの弱さも許せたんだけど、創作ならちょっと話は変わってくるよね???

なんか、調べたら昔の作品のリメイクらしい。ガガ様はミュージシャンだし”はまり役”だから主演に抜擢されたってだけか?演技は悪くなかったけど……。

しかし、やはり俳優・女優は先に名前が売れている人はむつかしくないかな。キャラクターよりも本人のイメージが先行しちゃうよね。

途中まで実話かと思ってみててさすがにこれはありえなくないか…?と思って映画の途中でググったらやはり違いました。

そうそう、途中夫がなかなかいいセリフを言うんですよ。

魂の底まで掘り下げなければ続かない 歌は正直だ

でもね、これを言う本人はアル中・薬中でステージ上でもキマッてるわけ。ひびかねぇっての。成功する妻への嫉妬のだとしたら、この素晴らしいセリフも影なしですわな……。ホント残念。

しかしアリーの才能を見出すきっかけとなる

「Shallow」

というこの曲。

この曲だけは素晴らしい。文句のつけようがありません。

歌がうまいだけでは歌手になれない、とよく言いますよね。

私はそうだなーと心から思います。

ガガ様以外が歌っていたら果たして名曲かな?

洋楽だからなおさら思います。

英語の分からない私には、何を言っているか分かりません。

でも、心に響くんですよね。

胸が熱くなって何かがこみ上げる感覚すらある。

I'm off the deep end, watch as I dive in
I'll never meet the ground
Crash through the surface where they can't hurt us
 We're far from the shallow now

shallow=浅い

って意味らしいですよ。

浅い関係→深い関係になっていく恋を歌った曲のようです。和訳をググったんですが、dive(潜る)やdeep(深い)って単語と恋に落ちる様子が表現された美しい曲だなあと思いました。

映画の二人の関係性にもちゃんとリンクしている。

いやーしかし神曲。

ガガ様ほんと歌声というか、歌声に魂乗せれるんかとすら思えるくらいの感情が、すごいんだよな。。。

Feel Cycleに通っているんですがね、BB2Hit21というレッスンで出てくるガガ様(とアリアナ・グランデ)の「Rain on me」

も好きだし。もちろん代表曲「Born this way」も好きです。

っつか、この時のガガ様細ー--!!!びびった!!!

総評

ま、つまりさ、ひとこと言わせてもらうと、ガガ様の「Shallow」じゃなきゃここまで評価されなかったんじゃないかって映画

でもブラッドリー・クーパー(夫役)はかっこいいし、ガガは結構歌ってくれるし、ストーリーも王道でメッセージ性皆無なもののエンタメとしては最後まで見れるので、一見してもいいかもねってレベルではあるな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?