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ヘテロ男性だけど、LGBTについて勉強してます

はじめまして、

ヘテロ男性と申します。皆さん、「ヘテロ」ってご存じですか。

ヘテロはヘテロセクシャル(heterosexual)の略で、日本語だと「異性愛者」と訳されます。意味は、反対の性を好きになる人のことで、「男性ならば女性、女性ならば男性を好きになる人」のことをさします。

私は、LGBTの人たちに対する興味が高じてカナダへ大学院留学しました。ここでは、カナダの大学院留学中に学んだLGBTのことや、現地生活等について共有できたらいいな、と思います。

個人的な印象ではありますが、LGBTについて勉強や研究している人たちの多くは、一般的に当事者(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなど)と呼ばれる人たちが多い気がします。

実際、私がカナダで勉強していた時もLGBTをテーマに研究していた同級生は当事者でしたし、学外のLGBT関連の活動で出会った人々も当事者でした。

反対に、ヘテロセクシャルの男性でLGBTについて研究してる人というのは見たことがありません。ヘテロセクシャルでLGBTについて研究しているといったら、たいてい女性が多い印象です。

なので、自己紹介に代えて、なぜ私がLGBTの人たちに対して興味を持ったか紹介したいと思います。

きっかけは、大学1年生か2年生の際に、メディアを通して社会にいる多様な人々がどのように映し出されているかといった内容の講義を受講したことがきっかけでした。

その授業では、毎回、特定の分野の専門家をゲスト講師として招いて講義を進めていくといったスタイルでした。きっかけとなった講義は「日本のメディアにおいてLGBTがどのように表現され、映し出されてきたか」といった内容でした。

小さい頃から同性を好きになる人たちや、両方の性を好きになる人たちについてなんとなく知っていた私は、いつしか彼らに対して興味を持っていました。そして、その講義の質疑応答の際にバイセクシャルに関する質問(どのような質問だったかは忘れてしまいました)をしたら、ゲスト講師から「バイセクシャルのことって実はあまり研究されてなくて、わからないんですよね。あなたが調べてみたらどうですか?」と感化されたのがきっかけです。

しかし、振り返ってみると大学の卒業論文の研究テーマは「パンセクシャル」で、大学院での研究テーマは「アジア系ゲイ移民」でした。なので、結局バイセクシャルについては研究せず今まで来てしまっているんですよね。

「なぜ、バイセクシャルを研究しなかったのか」といった理由もいつかここでご紹介できたらなと思います。

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