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どこまで踏み込んでいいの?
世の中の知らない、未経験の物事に対してどこまで踏み込んでいいのか、わからないことがある。
恋愛経験がないのに、友人の恋愛相談にのる。
子育て経験がないのに、学校や子育ての話を聞く。
会話が苦手なのに、人間関係に踏み込んだり。
共感はできないかも知れないけど、関心を持ちコミュニケーションをとることはできる思う。
だけど安易に「大変だったね」「つらかったね」なんて言葉は口にできない。
特に、恋愛関係は。
「経験したことないくせに、お前に何がわかるの?」
そう思われるだろうし立場が逆なら、ぼくも同じように思うかもしれない。
口だけでは、いくらでも言える。
だからこそ、踏み込み具合は難しいし、本来関わるべきではないのかとも思ってしまう。
聴き手でいることが自分の役割で、相手もそうしてほしいのだろう。
未経験のことに対して意見を述べることに、恐怖心はどうしてもある。
だから、「◯◯らしいよ」「◯◯が言ってたよ」というふうに、信憑性のある本や他人の力をかりて、今のぼくにはできない共感を使わせてもらっている。
「自分で悩んで解決することなんて1ミリもないんだということに気づいた」
山崎怜奈さんが言うように、自分なりの答えを導きだすのは、1人では難しい。
世の中のわからないことに対して考えたとき、個人の力では難しいと理解していても、ひとりで何とかしようとしてしまう。
日本人特有の頼りたいけど、遠慮してしまう部分が出ているのだと思う。
どこからどこまで頼っていいのか、頼るベストなタイミングはいつなのか、不快を与えないために、みんな遠慮している気がする。
そこも、また難しい。
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