あなたはアダルト・チルドレンを知っていますか？

あなたはアダルト・チルドレンを知っていますか？

1970年代のアメリカのアルコール依存症の治療する中から生まれてきたことばで、現在はアルコール依存症の人だけではなく、子どもに対して安心感や肯定感を与える機能が不足している家庭で育ち、心のトラブル（トラウマやPTSD）を解消させず大人になった人も含んで使われています。

そして、心のトラブルを抱えていることで、社会生活やパートナーシップや人間関係に障害を持つようになり、生きづらさを感じるので、無駄な努力や同じような失敗を繰り返し、人生に絶望を抱いてしまうのです。

わたしの家庭も、完全に機能不全な家庭でした。父はわたしが幼少期から宗教や精神世界に興味があり、休日などは家族と一緒にいる時間より、自己鍛錬という理由でその会合に出かけたりしていた。そのため、現在に至るまで父と一緒に行動したことは数えるほどしかなかった。

その為、父から褒められたり勇気を出してもらったことはほとんど無く、自己肯定感が著しく低かった。わたしは自分自身でこの問題点に気づくまで20年以上の年月を費やしてしまった。

もし、あなたが人生うまくいっていないのであれば、あなたが育った家庭は機能不全だったのかどうか振り返ってみることを推奨します。

アダルト・チルドレンだと気づいたら？

あなたが、アダルト・チルドレンだと認識できたら、いくつか症状を回復していく方法がある。

①自己肯定感が低いあなたは…

　自己肯定感を正常に戻していくことが必要です。簡単な方法としては、自分自身の身体のひとつひとつに「ありがとう」と感謝を行うことや機能不全だった親を許すことで少しずつ戻してくことが出来ます。わたしも、この2つを行ったうえで、過去の自分自身を許せるようになりました。

②周りにアダルト・チルドレンだと告白してみる…

　特にパートナーシップや恋愛で悩んでいる人におすすめの方法です。アダルト・チルドレンの人にとって、自分自身がアダルト・チルドレンと告白するのは、一番怖い領域なので、そこ怖い思いをさらけ出すと、そこから素直に相手と接していけるようになります。

③お金に余裕があるあなたは…

　お金に余裕があるあなたは、思い切ってカウンセリングを受けることをお勧めします。カウンセリングを受けていく中で、過去の自分や親のことを捉えなおしが起こり、簡単な心のトラウマなら外すことが出来ます。

最後に

私も機能不全な家庭で育ち、不満を抑え辛い環境に耐えてきました。まあ、高校時代は学校に行くのがつまらなくなり、少し登校拒否ぽくなったりしました。そういう時も、私の親は私とちゃんと向き合うことはしてくれませんでした。結果としては、大きなトラブルを発生させることなく大学を卒業し、社会人となりました。

ただ、依然として心のトラブルを抱えたままでしたので、生き辛さや感情が麻痺していました。そういう状態では、ビジネスとして成功出来るわけも無く、心に穴がぱっかり開いたような気分で、人生を変えていく、自分自身を変えて行く力が不足していました。

私は人間心理学を学び始めてメンターの方からの情報などを集めていきました。その中で、アダルト・チルドレンという捉え方を知って、自分自身を正しく理解することが出来るようになりました。

あなたが、同じような心境であれば、一度アダルト・チルドレンを調べてみて、ご自身のケースに当てはめてください。自分自身を正しく理解することに大いに役立つかもしれませんよ。