何気なくてうれしいこと。

たまにはいいこともかこう。

会社にいくと仕事する。話もする。話の内容はだいたい、仕事の話が多い。ときたま、雑談もするけど、そんなに多くはない。

雑談するのはお茶を汲みにいく時かな。

ある時、いつもどおりパソコンを立ち上げてその間にお茶を汲みに行った。その時間帯はだいたいみんな同じようなことを考えるもので、何人かお茶汲みに待っているものだ。

そういう時、何気ない会話をすることがおおい。そういう時って必ずしも仕事で関わりの深い人ではないから、仕事の愚痴とかじゃなくて、共通の話題を探したり、少しプライベートな話をすることもあるかもしれない。

その時は、隣の隣の島くらいで働いている事務補佐さんがいて、いつもどおり「おはようございます」から話をしていると、その方が、

「いつも髪型楽しみにしています!笑 遠くからだけど毎日今日はどんなのかなって思ってみてるんです。昨日はすごくいいパーマでしたよね!」

と話してくれた。僕は天然パーマで、特に意識するわけではないけど、その日の天気によってすごく髪型が変わる。湿気のある日はまくし、乾燥した日ははねるし、でなかなか自分でもコントロールできない。朝は家を出る前にセットしてだいたいいつもと同じ髪型になるのだけど、会社に着く頃にはもう、天気という環境に適応した髪型になっている。その日は、とても適度な天気で、すごく落ち着いた髪型だったので、前日とのギャップが特に大きかったのかもしれない。

さらにその方は、

「うちの息子もくせ毛でね、・・・・」

といろいろ話してくれた。

こんな何気ない会話でも、自分のことを気にしている人なんていないと思っていても、意外とみてくれている人はいて、遠くから優しくみてる人もいるんだな、と思うとじんわりあたたかい気持ちになりました。人は塞ぎ込むと周りの変化に鈍感になると思います。大人になるって社会の受け入れ側になるっていうことだとおもうから、自分がその方にしてもらったように、ほかの人にお返しじゃないけど、ほんの少し気配りをして、何気なく声をかける。それだけで救われる人って多いんじゃないかな、とかんじる出来事でした。

今日も生きよう。


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