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娘にディズニーランドとキッザニアどっちが好きか聞いてみた

4歳の娘はディズニーランドとキッザニアが大好きであるが、どっちが好きか聞いてみたことがある。

どっちも大好きなので、迷うかなと思ったが、きっぱりとどちらか答えた。何度か聞いても答えに変わりがない。その理由を考えると意外と深いものだった。

娘の答えは、キッザニアが好きということであった。それは日を改めて何度聞いても変わらなかったし、今でも変わっていない。

ディズニーランドやディズニーシーでの娘の様子を思い返してみると、ずっと楽しそうでニコニコしている。ディズニーランドに行った時は普段よりいろいろ買ってもらえるので、それについても満足そうである。

小さい頃からディズニープリンセスが大好きだし、家にはミッキーマウスをはじめとしたキャラクターのぬいぐるみ、服、タオル、食器などがたくさんあり娘のお気に入りである。実際にディズニーランドでプリンセスやキャラクターに会うと大喜びである。

逆にキッザニアでの姿を思い出してみると、緊張した顔が一番に思い浮かぶ。キッザニアはお仕事体験アトラクションなので、キッザニアの人から仕事の内容をよく聞いて、うまくやらなければいけないというプレッシャーがあるように思う。

周りの子に比べてうまくいかないこともあるし、失敗が嫌いな娘はドキドキしているはずである。実際に、楽しみにしていたモデルの仕事体験で、リハーサルではできていたが、本番では動きを間違えて落ち込んでいたこともある。

単純にその様子だけを見れば、ディズニーランドの方が好きそうである。そこでどうしてキッザニアの方が好きか聞いたことがある。

そうすると、まだ3歳の頃だったので拙いが「ディズニーは楽しいの。キッザニアは頑張ってピザやって、パパとママがありがとうって。だからキッザニア(が好き)」という答えであった。

キッザニアではピザ屋さんとして作ったピザを持ち帰って、キッザニア内で食べることができる。娘が作ったピザをみんなで食べながら、私たちは娘に対して、頑張って作っていてすごかったことや、ピザがとても美味しいことをたくさん伝えたように思う。

この娘の話から考えたことは、ディズニーランドはもちろんすごく楽しい。
でもキッザニアは娘にとって、頑張ると達成感が得られて、その結果褒められる場所であったのだ。

これは自分も一緒だなと思った。こんなご時世になる前は、私は大好きなフェスやライブに行って大いに楽しんでいた。
でも大きな仕事をやりきって達成感を得て、周りの人から褒められたことの方が喜びとして大きい。

娘にディズニーランドとキッザニアのどちらが好きか聞くことで、大人と変わらず、小さい子どもでも頑張って何かを成し遂げたことで達成感を得て、賞賛されるのはどんなことよりも嬉しいことなのだと気が付いた。

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