見出し画像

「ちょい足し」なDIY

劇的に変わるわけではなく、本質を活かしながらも自分好みにアレンジできる「ちょい足し」。この言葉のほとんどは料理の世界で使われているようですが、暮しの中にも「ちょい足し」はいろいろと存在します。例えば100円ショップのキッチングッズなんかは、大げさではないぐらいの快適さを「ちょい足し」してくれます。カーアクセサリー然り、デスク周りのグッズ然りと世の中は以外にも「ちょい足し」が溢れています。

料理はスパイスや素材などで「ちょい足し」アレンジの自由度が高いのですが、先程の100円ショップのグッズやアクセサリーとなると誰かが作ったものなので、心底自分好みの「ちょい足し」とは言えないないような。人それぞれの「使い方」や「サイズ」に「デザイン」これらを満たしてくれるのは「DIY」に他ないのかなと思っております。

そこで今回考案した「ちょい足し」DIYは、取り外し簡単な「収納ボックス」。コの字カットされた部分をテーブル天板に差し込んで使います。取り外しが簡単なこの収納、なるべくならテーブルの上はスッキリとさせておきたいという人にはよいかもしれません。テーブル問わず、アレンジ次第で色々な場所に「ちょい足し」できるのでぜひご覧ください。

上部にはよく使う調味料なんかを置いたり

材料

材料は合板と丸棒のみ。ちなみに丸棒がなくても大丈夫。これぐらいのサイズなら端材コーナーで売っているもので間に合うかもしれません。

白いメッシュは滑り止めマット

・合板 背板用 232×216×9mm 1枚
・合板 底板用 141×232×9mm 2枚
・合板 側板用 300×150×9mm 2枚
・合板 天板用 150×232×9mm 1枚
・木丸棒 15mm
・予備 滑り止めマット

作り方

ポイントは天板に差し込む為の「コの字」のカットです。今回使用したテーブルの天板は厚みが30mm、そしてテーブルには「幕板」と呼ばれるパーツ(幕板がないデザインもある)があり、それにぶつからないまでの深さでカットしなければなりません。

 今回のテーブルは端から80mm入ったところに幕板があるので、そこに当たらない60mmの深さでカットしていきます。差し込みが浅くなると取り付けが悪くなりますので、ご自身のテーブルのサイズを図って、ここのカットは調整してください。

ここがポイントの箇所
斜めのカットはしなくても大丈夫
こういう作業はジグソーがある便利
角を丸めておきます。ヤスリで軽く削ってもOK
箱を組む前に、棒を通す穴を空けておきます。棒のΦと同じ15mmの穴。
ビスで箱を作っていきます
箱が組み終わったら丸棒を差します。
余分な棒は差してから切ると良いでしょう
完成。今回は無塗装で。

まとめ

取り付けのアレンジも可能
この使い方の場合は開放口を逆にしたほうがつかいやすそう

今回は暮しを快適にする「ちょい足し」DIYにチャレンジしてみました。この「ちょい足し」アイディアを使って、サイズからデザインまで色々とアレンジしがいのあるDIYかと思います。
今回も「材料」「工程」「工具」少なめの簡単DIYですのですのでぜひお試しください。


写真:薮内 努 https://www.instagram.com/yaboo/

この記事が参加している募集

我が家のDIY

つくってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?