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VWのEV「ID.3」は部分自動運転が可能に!?自動車業界ニュースの動画チャンネル始めました!VOL.7

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2.「自動車業界ニュース」今週押さえるべきトピックスBEST 5
【CASE - Autonomous/Electric】
ニュースタイトル:UL、自律走行車を対象とした初の安全評価規格を発行
一言コメント:
米国の第三者安全科学機関であるULが自動運転に関する安全規格を発表しました。ULは120年以上の歴史を持ち、自動車に関連する安全規格だけでなく、IT機器に関する安全規格やサイバーセキュリティ認証プログラムなどを発行しています。今回発表された安全規格を守らないことによる直接的な罰則はありませんが、自動運転においても製品の安心安全が最も重要であるため、いわゆる大手と呼ばれる企業はこの基準をクリアしていくことになると予想されます。
規格の策定には米国、ドイツ、英国、スウェーデン、中国、シンガポールなどの国のメンバーが参加しており、ここに日本の名前は挙がっていません。今後こうした自動運転などの先端領域に関わる国際標準化の中で、日本もイニシアチブを持って参加していくことが重要だと考えられます。
URL:https://response.jp/article/2020/04/2...

【CASE - Electric】
ニュースタイトル:ZMP、新型コロナ軽症者宿泊施設へ物流支援ロボット「CarriRo」を提供一言コメント:
新型コロナウィルスの拡大を受け、スマート物流に対するマーケットの期待と注目が高まっています。感染拡大防止のため、人と人の物理的な接触を避けるには現在人力で行っている作業を機械に置き換えて自動化することが必要です。新型コロナウィルスとの戦いは長期化すると言われており、今後もこうした技術や製品の需要は飛躍的に向上し続けると考えられます。
URL:https://response.jp/article/2020/04/2...

【CASE - Connected/Electric/Autonomous】
ニュースタイトル:VW『ID.3』は部分自動運転が可能に、今夏欧州発売へ…導入記念車は完売
一言コメント:
『ID.3』は極めて不運なクルマと言えるのではないでしょうか。フルコネクテッド機能を備えたピュアEVで、「ビートル」や「ゴルフ」に続く新世代のフォルクスワーゲンを代表する車種となるべく開発され、生産開始時にはメルケル首相も出席するセレモニーを工場からライブ中継するような渾身の力作ですが、発売を数ヶ月先に控えた3月のジュネーブモーターショーは新型コロナウィルスによって急遽中止(オンライン動画配信のモーターショーに変更)。そして今度は4月にWTI原油価格が史上初のマイナス価格を付け、今後ガソリン価格の下落が予想されます。こうした逆風のなか登場することになる『ID.3』の市場からの反応に注目です。
URL:https://response.jp/article/2020/04/1...

【MaaS】
ニュースタイトル:タクシー配車アプリ「S.RIDE」、乗換案内との連携を開始
一言コメント:
ジョルダンの「乗換案内」アプリと、タクシー配車アプリ「S.RIDE」アプリの連携が4月より開始されました。具体的な連携方法はジョルダンの乗換案内アプリからみんなのタクシーのタクシー車両を呼び出せるというもので、MaaSレベルで言うと情報の統合を行う「レベル1」に該当します。外出自粛が続く現在ですが、今後もこうしたサービスが増え、日本のMaaSサービスが盛り上がっていくことに期待が高まります。
URL:https://response.jp/article/2020/04/1...

【MaaS】
ニュースタイトル:先駆的なスマートシティ実証事業を支援 国交省が追加公募
一言コメント:
国交省がスマートシティモデルプロジェクトの追加募集を開始しました。都市・地域問題を解決するモデル事業について最大で2000万円が補助されます。同日同様に「日本版MaaS推進・支援事業」も公募が開始され、こちらは対象経費の1/2以内が補助されます。今後もこうした取り組みや事業が盛り上がり、スマートシティやMaaSの本格実現早期化が期待されます。
URL:https://response.jp/article/2020/04/2...

3.今週のCASE・MaaSプレイヤーたち
サービス名:Nuro(ニューロ)
サービス内容とコメント:
Nuroはシリコンバレーの自動運転ロボットの開発を行うスタートアップで、企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)を超えるユニコーン企業です。
同社はウェイモ(グーグル)自動運転自動車プロジェクトに深く携わった2名によって2016年に設立されました。2020年の頭時点では従業員が500名を超え、75台以上の納入実績を持っています。

Nuroは低価格オンデマンド配達の実現を目指しており、自動運転技術を用いた無人配送車の『R1』と『R2』を開発しています。
同社最初の無人配送用自動運転車『R1』は2018年に発表されており、最高速度40km/hでの自動運転走行が可能です。『R2』はその進化モデルで、より多種多様な道路・気候・天候状況に対応できるようになっているといいます。

2019年にはソフトバンク・ビジョン・ファンドから9億4000万ドル(約1020億円)の資金を調達し、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)からカリフォルニア州の一部公道でテスト走行をすることが許可され、食料品や生鮮食品の無人配送、無人でのフードデリバリーが行われるとのことです。

新型コロナウィルスの拡大を受け、スマート物流に対するマーケットの期待と注目が高まっています。そして外出規制・自粛期間の長期化と事態終息の目処が見えないことなどを受け、私達の生活様式もここ数ヶ月で急激に変化しています。新型コロナの前の世界と後の世界では、こうした自動運転やスマート物流などの新テクノロジーに対する社会の期待も需要も受容性は大きく変わっており、今回取り上げたNuroは間違いなく現在追い風に乗っている企業の一つだと言えるでしょう。

会社名:Nuro(ニューロ)
代表者名:Dave Ferguson、Jiajun Zhu
本社:米国カリフォルニア州(シリコンバレー)
設立:2016年
展開国:米国


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