スダ ハジメ

四十年来の趣味であるバイクにまつわる話や長年携わって来た広告制作の話を思いつくままに書…

スダ ハジメ

四十年来の趣味であるバイクにまつわる話や長年携わって来た広告制作の話を思いつくままに書いてみたいと思います。

マガジン

  • 広告制作雑感

    昭和から平成の終わり頃まで、三十年以上に渡って広告制作に携わってきました。その中で印象に残った事を、思いつくままに書き連ねています。

  • 調布飛行場連中(バイク仲間との出会いと出来事)

    東京多摩地区にある調布飛行場で出会ったバイク仲間やバイクにまつわる話を書いています。その1、その2は調布飛行場と関東村について、バイク関連の話しはその3からです。読んで頂けると幸いです。

最近の記事

酷暑の中、スクーターにネッククーラーは効果があるのか?

今年になってから週に数回、実家までの往復30kmをスクーターで通っている。 東京の冬の寒さ程度なら、最近の優れた防寒具で快適に走れるが、夏の暑さには耐え難いものがある。走行後にはシャツはもちろん、ズボンにまで汗が滲みている。 実家に行く理由がなければ、夏場はバイクだろうとスクーターだろうと正直いって乗りたくない。 それでもスクーターなら大型バイクよりはまだマシ。 大型バイクだと足元のエンジンから立ち昇る熱気がもの凄く、さらにシート下にマフラーが通っているバイクの場合、信号待

    • スクーターに乗ってみて思うこと

      先日手に入れたスクーター(N-max155)に乗っていて頻繁に思うことがある。それはスクーターはクルマから「軽く見られている」のではないか、ということだ。 こちらが交差点を青信号で直進しようとしている時に、右折するクルマが遮るように無理矢理に右折してくる事が特に多い。 交差点では直進する車両が当然優先だが、車格の決して大きく無いスクーターだから、クルマからは遠くにいるように見えるのかも知れない。 しかし、こちらがブレーキをかけなければ衝突してしまうタイミングの場合が多い。も

      • スクーターを買ってしまった。しかし・・・

        普段使いをしていたドカティHM1100の車検が切れるのを機会にヤマハのスクーター、N-maxを買った。 本当はHMの車検を取りたかったのだが、整備担当のショップが30kmも離れているのと、懇意にしているメカニック氏が休業したままなのもあり、なおかつ車検満了月が一年で一番寒い2月という事で正直、億劫になってしまっていた。 そんな折り、事情があって頻繁に実家に行く必要が生じ、気楽に移動できるスクーターを普段使いのバイクとしたら良いかも知れないと魔がさした(正直、日和った)。 この

        • 森の中のフレンチレストランに行って来ました

          夏の暑い盛り、中央道の勝沼インターを出て、なだらかな斜面に広がる葡萄畑の中を貫くフルーツラインを十数分ほど走る。 脇道に入ると道幅はどんどん狭くなり、小さな川に掛かった橋を渡るとクルマ一台通るのがやっとの道となる。 もし対向車が来たら大変だと思う間もなく、目的地のフレンチレストラン「エリソン・ダン・ジュール」に到着した。 鬱蒼とした森の中にポツンと、うっかりすると見過ごしてしまいそうな、ひっそりと佇むレストランだ。 ちょっとだけ離れたところにある駐車場にクルマを停めると、そ

        酷暑の中、スクーターにネッククーラーは効果があるのか?

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        • 広告制作雑感
          7本
        • 調布飛行場連中(バイク仲間との出会いと出来事)
          16本

        記事

          羽根木の亀甲新でカレーを食べてきました

          東京都世田谷区に羽根木一丁目というところがあります。 この一角は緑も多く落ち着いた雰囲気の高級住宅地で、 大きめの住宅やデザイナーズハウス的な共同住宅が建ち並んでいます。 「亀甲新」は、元々は醤油工場だったものを改修し、共同住宅として再利用しています。 軽井沢や京都の「星のや」を手がけた著名建築家の東恵利氏が担当したそうです。 亀甲新ということは、元はあの「キッコーマン」だったのでしょうか? 共同住宅の通りに面した一階にはブティックやカレー屋さんが入っています。 カレー屋

          羽根木の亀甲新でカレーを食べてきました

          明大前から新宿まで、FUJIFILM XQ1と玉川上水緑道を辿る。

          玉川上水は江戸時代の1653年に多摩川の水を羽村から四谷まで引いて、江戸市中の飲料水とした上水道です。 この江戸幕府の公共事業を請負った庄右衛門と清右衛門兄弟は、上水道完成の功により玉川姓を賜ったそうです。 今から370年前の江戸時代に、全長43キロ・高低差92メートルの緩勾配地に、自然流下の上水道を僅か一年足らずで完成させたとは驚きです。 今回はこの玉川上水を明大前から新宿まで辿ってみます。 上掲の画像は、明治大学の裏手の玉川上水と京王井の頭線が交差している場所です。

          明大前から新宿まで、FUJIFILM XQ1と玉川上水緑道を辿る。

          何歳までバイクに乗るのか、乗れるのか?

          バイク乗りの皆さんは、一体何歳くらいまでバイクに乗られるのだろうか。 仕事は既に引退していて今年から年金を受け取ることになった、と言えば、大体の年齢は分かるかと思う。 年相応に体力も低下し、最近はバイクの押し引きがかなり億劫になって来た。 しかし、最も歳をとったと思うのはバイクに跨がる時だ。 若い頃のように足を振り上げて、颯爽と曲がるなんて事はもう出来ない。 この所、バイクに跨がるたびにブーツの底でテールカウルにキズをつけてしまう。 なんとか足を振り上げ、やっとの事で跨ってい

          何歳までバイクに乗るのか、乗れるのか?

          ヘザウィック・スタジオ展の「麻布台ヒルズ」

          遅ればせながら、六本木ヒルズで開催されているヘザウィック・スタジオ展に行って来た。 人に連れられて行ったのだが、展示物や会場で放映されていたビデオを見て突如として(にわか)ファンになってしまった。 このスタジオを主宰するトーマス・ヘザウィックというデザイナーの凄さは、あたかもスタディ模型やSF世界の中だけの存在のような建築物を実際にリアルなモノとして作り上げてしまう事ではないだろうか。 展示されている建築模型を見ながら、こんな建物があったらさぞかし面白いだろうなと思っていた

          ヘザウィック・スタジオ展の「麻布台ヒルズ」

          日比谷ゴジラ・スクエア

          「日比谷ミッドタウン」に行った際、緑道を歩いていると前方に怪しげなモノが・・・ あのシルエットは見まごう事なき「ゴジラ」ではないか。 すっかり忘れていたが、ここ日比谷は映画街だ。 最近は「日比谷ミッドタウン」の方が有名かも知れないが。 後日調べたら、このゴジラ像のある場所は「ゴジラスクエア」との名称らしい。 モデルは「シン・ゴジラ」だそうだ。だから何となくスマートなのか。 このゴジラ像、三メートルの大きさとの事だが、周囲が高層ビルだったりするので、ちょっと小さく迫力に欠け

          日比谷ゴジラ・スクエア

          X-E4と東京駅周辺のビル巡りをしてきた

          今年初めにFUJIFILMのX-E4を入手したが、撮影に使うのはこの日が初めてだ。毎度、簡単な素人レビューとともに、東京駅丸の内口の周辺にある印象的なビルを紹介させていただく。 レンズはボディと同時期に入手したXF27mmF2.8 R WR。このレンズもボディと同様にこの日が初めての使用だ。広角レンズだが、思っていたよりも歪曲収差(初めて使う専門用語)が少ないように感じた。 X-E4のフォーカスレバーとEVファインダー さて、X-E4はサイズ的にはちょうど良い大きさだと思

          X-E4と東京駅周辺のビル巡りをしてきた

          調布飛行場の桜並木

          今週、実家に行った際に調布飛行場まで足を伸ばし桜を見て来た。 八分咲きといったところか。今週末には満開だろう。 私の記憶が正しければ、この桜並木は平成の飛行場大改修の際に移植されたと記憶している。それから二十年程なので、花の密度が若干まばらのように思う。 しかし、画像にあるように数百メートルは続く桜並木なので、お近くの方は今週末にでも訪れてみては如何だろうか。

          調布飛行場の桜並木

          続・高校生の時に買った物が出て来た

          先日記したカーペンターズのレコードと共に、他にも出て来た物がある。 先頃、他界された松本零士先生のドラマレコード「ザ・コクピット」や劇場版「銀河鉄道999」のポスター、映画「日は沈み日は昇る」のサントラ盤レコードなどなど。 「銀河鉄道999」は説明するまでもない松本零士先生の代表作のひとつ。 このポスターはパネル張りしてあるのだが、どうやら自分で作業したようだ。 当時の自宅というか実家は機密性が低かった為なのか、ポスターを壁に貼っていると湿度の変化でたるんで来たりする。B1

          続・高校生の時に買った物が出て来た

          高校生の時に買った「カーペンターズ」のレコードが出て来た

          最近、実家に行った時の事、ふと部屋にある棚に目がいった。 見覚えのある絵柄が目に入って来た。 兄妹デュオ「カーペンターズ NOW & THEN」のレコードジャケットだった。 今から五十年前の高校一年生の時に買ったアルバムだ。 その棚を探ると「カーペンターズ」のレコードが他に三枚も出て来たので、びっくりした。何枚か邦楽のレコードもあった。 アルバム 「NOW & THEN」に描かれている赤いフェラーリのイラストは、世界的に有名な日本人イラストレーター長岡秀星氏の手になるものだ

          高校生の時に買った「カーペンターズ」のレコードが出て来た

          X-E1と大手町のリフレクション

          中古で買ったFUJIFILM X-E1にXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZを付けて、 大手町に行ってみた。 久しぶりの大手町は、ガラスで覆われたの高層ビルが屹立する谷間のような印象だ。威圧感が強く、ちょっと気後れする感じ。 X-E1で撮影した画像を見てみると、X-A2と比較して同じレンズでも随分とコッテリと言うかシットリと言うか、少し重い感じの画像になるように思う。

          X-E1と大手町のリフレクション

          X-A2と「赤坂インターシティAIR」を散策

          「コモレ四谷」と同日に「赤坂インターシティAIR」にも行って来た。 「赤坂インターシティAIR」は、地下道で地下鉄メトロ溜池山王駅に直結している。 「コモレ四谷」と同様に飲食店等のテナント、オフィス、医療施設、住居等のある複合施設だが、こちらの方が、立地もテナントのグレードも、かなりセレブ感が強い。 建物周囲の敷地には、ふんだんに植栽が設られ文字通り緑で溢れているが、これが最近のトレンドらしい。 真冬に訪れても豊富な植栽に驚いたが、春以降の緑が盛りの頃ならば、さぞかし見事だ

          X-A2と「赤坂インターシティAIR」を散策

          X-A2を連れて「CO・MO・RE四谷」に行って来た。

          「コモレ四谷」 最近、複合施設を巡るのが習慣になっている。今回は四谷にある「コモレ四谷」と溜池山王にある「赤坂インターシティAIR」に行って来た。 先日の「初台〜西新宿」に引き続き、X-A2をお供に連れて行った。今回のレンズはXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZを付けてみた。 先日の「初台〜西新宿」の際に付けていた、標準レンズに相当するXC35mmF2だと画枠に収まり切らないことがあったからだ。 まずは「コモレ四谷」から。 四谷駅を出ると周囲に高層ビルがない

          X-A2を連れて「CO・MO・RE四谷」に行って来た。