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スクーターに乗ってみて思うこと

先日手に入れたスクーター(N-max155)に乗っていて頻繁に思うことがある。それはスクーターはクルマから「軽く見られている」のではないか、ということだ。

こちらが交差点を青信号で直進しようとしている時に、右折するクルマが遮るように無理矢理に右折してくる事が特に多い。
交差点では直進する車両が当然優先だが、車格の決して大きく無いスクーターだから、クルマからは遠くにいるように見えるのかも知れない。
しかし、こちらがブレーキをかけなければ衝突してしまうタイミングの場合が多い。もちろん、こちらが猛スピードで交差点に突入しているという訳では無い。
また交差点以外でも、二車線の道路を直進していて車線変更で直前に割り込んでくるクルマや、こちらが存在していないかのようにコンビニや脇道からノロノロと道路に出てくるクルマも多い。
このようなことは、大型バイクに乗っている時には皆無とまでは言わないが、比べてみるとスクーターの方が遥かに多い。

これは私の想像だが、クルマのドライバーはスクーターは制限速度が30km/hの原付一種(50cc)で、つまり「遅いモノ」との先入観があるように思う。
実際、街中で走っているスクーターは50ccが圧倒的に多い。
しかし、スクーターも今や50ccから750ccまである。加速や巡航速度がクルマ並みのスクーターも沢山ある。

155ccという排気量なので高速道路も走れる

私の乗るスクーターも155ccなので、街中ならクルマと同等の加速や速度は性能の範囲内で、法的には高速道路を走ることも可能だ。
一方で私も、スクーターでありながら大型バイクと同じような走り方をしていることは否定出来ないが。

スクーターは手軽な乗り物だが、混合交通の中では危険な位置付けにある事を常に意識して、大型バイク以上に慎重に乗るべきだろう。

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