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完璧じゃなくてもいい〜天中殺の続き

ソロ活占い師の仕事術 ＠ウラナイ8号室

天中殺シリーズ、これまでの流れ

前回までの六種類の天中殺の話、ご購入くださったみなさま、リアクションくださったみなさま、まことにありがとうございます。

天中殺に限らず、占いそのものが「あなたにはこういう生き方が似合うよ」とご提案するメソッドのようなものだと考えています。

きょうのウラナイ8 で、翡翠先生がこんなお話をされていました。

「お客さんを前にして、命式を見ていたら『この人はどういう生き方をするのがふさわしいか』がわかってくる。世間的に成功と言われる生き方をしていても、その人に合っていなかったら意味がない」

この話って、他人事ならそうそう！って言えるのに、自分のこととなるとほんとわかんなくなっちゃうんだよねーってなりやすいテーマです。

戌亥チームからのメッセージ

こちら、戌亥チームからのお声をご紹介。やっぱり「戌亥の人たちは、やっぱりいいこというなー！」の才能炸裂中です。

はい。みずまち先生は戌亥チームです。周りを見渡しても、戌亥天中殺生まれの占い師さんいっぱいいらっしゃるなーとおもいます。戌亥さんたちの適職として「相談業」は必ず挙げられますからぴったりですね。

わあ！そんな激しいエピソードをお持ちとは！ふらん先生すんごい実例をありがとうございます。由緒正しい戌亥チームらしいお話しといいますか。たいへんでしたねーーー。激しいっ。

辰巳チームからのメッセージ

今年来年は辰年巳年ですから、なにかと話題の辰巳天中殺チームのみなさまからです。

Yumikoさま、コメントありがとうございます。

わたしの先生なら、基本のセオリー通りに「辰巳は実家を出ないとダメ！ダメダメ！」と厳しくおっしゃると思います。わたしも最初はそのまんま真似してそのようにあちこちで申し上げていたのですが、いろんなことがあって（ほんとうにいろいろ！）だんだん考えが変わってきました。

「家系」の話、いろんな考えがあると思いますが、昔のように兄弟姉妹がたくさんいるのがふつうだった時代の話をそのまんま当てはめて実行するのはかなり難しくなっているように思っています。

わたしとしてはだいたいこう申し上げます。「もっともっとスケール大きくご活躍を求めるなら、ぜひ外に出てください。でも、いま特にお困りでないなら、無理にとは言いません。ぜんぶ満点でパーフェクトな風水とか家相とか、お日取り時期運なんてそうそうないですよね。なんでも誰でも、どこかはマイナスポイントがあると考えてもいいのではないでしょうか」みたいなかんじです。

なんにせよ、辰巳のみなさまは現実主義者として、たくましく世を渡っていくのがいいのだ！という基本ラインは変わらないですね。

猫野玉子さま、コメントありがとうございます。

家と完全に同化しないことで、「出る」意識を保たれているのでしょうね。

ちなみに「出たほうがいい」と言われるのは、宿命中殺の人たち、天南・天禄・天将あたりが効いてる人たちも同じなので、このセオリーの該当者は多いんです。ですからご相談にも「実家から出たほうがいいのは分かってるけど、どうにも出られない」とおっしゃるタイプのご相談は頻出です。

そういう場合の方策を考えるためのヒントがないかと「継いだらいけないと言われる生まれなのに、どうしても継がなきゃいけなかった人たち」の図をかなりたくさん研究しましたが、結構あるある案件なのですよね。

外からみたらうまくやっているようでも、ご本人たちの心の中ではものすごく大きい葛藤がたくさんあるのだと想像しています。

ものすごく壮大な例として

例えばですね、現在の上皇陛下（平成時代の天皇陛下ですね）は、子丑天中殺＋生月中殺のお生まれです。畏れ多くも算命学のセオリー通りに読むならば、生家を継いではいけないフラグだらけです。だからといって、継がないなんて選択肢はなかったでしょう。

継承運ではない人が継いだからダメだった？そんなことはありませんね。皇室としての子育て方法や、国民への接し方、生前退位など、それまでに前例のなかった業績の数々は、それまでの型を変える意味があり、象徴的に「家を出る」に近いことをなさったのではないかと思います。

ちなみに、美智子様は二中殺のお生まれです。お二人ともよくお似合いで、ご夫婦の相性はたいへん深いものがあると思います。宿命中殺の生まれだからこそ、衆人にはとても想像もつかない選択をしたり、飛び抜けて優れた結果を出す方はたくさんいらっしゃいます。

大いに脱線しますが、大谷翔平選手も生月中殺のお生まれです。この前ちょっと書いたような気がする。

大谷選手の場合は、外へ外へどんどん大きな世界へ向かって出ていっているので、由緒正しい生月中殺の成功ルートです。

昔のノートからちらりと

ぱっとひらいたところに、こう書いてあります。

運命の稼働率
占いが当たってない！というときは、星の宿命と自分の環境（生き方）が食い違っている。
本質から外れた生き方をしていると、占いは外れたと感じる

はい。これはほんとあるあるだとおもいます。

鑑定の現場で、まずざっとこちらから見立てと簡単な説明をすると「わー！そうなんです！そうやって生きてきました。やったー！」って明るく笑われることもあります。運命を乗りこなすエキスパートのみなさまですね。

「あっ！そうするともうわたしからは、すごいですね！そのまんまでOKですよ。しか申し上げることがなくって、仕事がなくって困っちゃいます。残りの時間どうやって使いましょう？」なーんて会話になったりします。

その方の昔話とか身の上話を伺って「わー！本当に命式どおりなんだー！」って、わたしが研究させていただくようなケースもあり、これってわたしがお金払ったほうがいいんじゃないの？なーんて場面もときどきあります。

とはいえ、人生の中で運気は切り替わりますから（人生の季節が変わるのは誰しも同じ）、それまでの鉄壁の勝ちパターンが通用しなくなることもあります。それまで地中にいた花が開く季節が来る人もいるでしょう。

なんにせよ「ニンゲンは動けるんだから、自分に合った環境を選んでいかないと」というのは誰にとっても同じです。

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天地人算命学（旧・妖しい算命学）

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