不覚にも'97 ドラマから学べた、やりたいことをやってみる精神
最近、*GYAOで90年代ドラマ鑑賞にハマってます。
その中でもどハマりしているのは*『ビーチボーイズ』。
あらすじは、性格の違う男性二人が海の民宿で働くひと夏の物語です。反町隆史演じる広海と竹野内豊演じる海都。そこでお互いに影響を受け合っていきます。海都なんかバリバリキャリアの道を歩いてたのに、民宿で数日過ごした後会社を辞めるんですよ。
それが第4話なんですけどね、すでにほとんどの内容を忘れてた私にはかなり衝撃的でした。だって30年近く前のドラマで、やりたいことがあるからやりますなんて自由すぎる生き方が描かれてるんです。時代先読みしすぎじゃないかしら?
けれど、私には肝に銘じたい学びがありました。
辞めるときって決意も覚悟もしてるんだよね
退職後、海都が働き始めた民宿に、元上司の家族が泊まりにきます。上司の狙いは会社での自分の面目を守るため、そしてプライドのために連れ戻すことです。二人きりの会話は全部、将来のことを真剣に考えろとか先のないことに時間を費やすななど。少しばかり選ぶ言葉が強いんだけど、それでも辞めるって決めた人の心は変えられないんだよね。
私が会社を辞めたとき、それこそいろんな人からいろんな言葉を言われました。ほとんどは余計なお世話くらいのものです。傷ついたりもしたけど、じゃぁ自分の考えを改めようとはなりませんでした。全ての責任を負うのは自分だからです。
けれど、気遣ってくれてる気持ちがわかるから無闇に反発しませんでした。
第4話の最後、元上司を見送った海都に広海は聞きます。『後悔してないの?』海都は『するかもね〜後悔』と答える、ドキッとしました。でも続けて『それも楽しいじゃん』て笑うんです。かっこいい笑顔にハート撃ち抜かれたのは間違いありません。(汗)が同時に、覚悟のようなものをしっかり感じました。
不安の言葉で暗い顔になるんじゃなくて笑顔で答えたい
いくらやりたいことをやるって決めても不安じゃないわけないです。他人が思う以上にもろもろ抱えてるのに、周りからの言葉は不安に輪をかけるものばかり。間違ってることじゃないから聞いてると、そのせいで心の不安は全身に回るんです。
だけどどうにかもがきたい、だから笑うんじゃないかと私は思います。だって、これからどうしてもやりたいことをやるんですよ。暗い顔で始めるんですか?私だったらそれよりも、決めた覚悟を大切にするために笑顔でいますね。
やりたいことって簡単に無くせない
まだまだ続くお話で海都がどうなっていくのか、何一つ覚えてません。でも、終身雇用万歳が神話じゃなかった時代にもかかわらず、人生でやりたいことを選択するドラマが放送されてたのは感動しました。
勿体無いとか将来棒に振ってると言われても、やりたいことをやってみる精神はなかなかなかったことにできません。実際に体験しないと気が済まないんです。
もし、無理やりなかったことにしても心のどこかに引っかかってたりする、なんてよくあると思いませんか?
ビーチボーイズ第4話は、そういうちょっとしたモヤモヤに正直に生きてみようぜと訴えくるんですよ。
イケダンになった俳優の若かりし作品が懐かしい!てだけで見直したドラマで、まさか人生を自由に選び取るエネルギーをもらうとは思ってもみませんでした。
ありがとうって伝えたいな。