アイドルのパフォーマンスの向こう側

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.38】


人がもし成長したいなあって思う時、例えば本を読んだり、そういうテレビ番組や動画を見たりとかってあるかもしれない。
本のタイトルや番組名は、パッと見れば何を解決してくれる内容かわかるし、読んだり見たりすれば、そのものズバリの内容が出てくる。


私は、このnoteを書くにあたって、改めてV6の色んなことを思い返し、考えている。

すると、ふと、「V6には心躍る想いをもらいっぱなしの立場だったけど、ずっと変わらずそうしてくれてる彼らの状態って当たり前じゃないんじゃないか?」と思うようになった。

「奇跡のおじさん」と言われる現在42歳の三宅健くんは、デビュー時から顔も体型も変わらない。
バラエティ番組では、デビューから数年おきの写真を何枚か使って、並び替えのクイズになったりしている。

でも、昨日長野博くんについてのnoteを書いてて気がついた。
「あれ?博も変わんなくね!?」
それで改めて部屋にある写真を追ってたら、長野くんは、髪型も髪色も大きく変えてない。健くんとおんなじ並べ替えクイズをしたら一番難しいかもしれない。
いや、体型もスゴい。グルメ通で年間1000軒の飲食店に行くほどの「食の変態」なのに、体型が少しでもおかしくなったことを見たことがない。

うむむと思っていたら、リーダー坂本昌行くんもずっと体型がスッとしているじゃん。

長い年月の中で変わったのは岡田准一くんぐらい、それもほっそりの少年体型から、鍛えて筋肉でパンパンになったという良い方向だ。

メンバー全員、四半世紀ずぅっと体型を維持してる。


コンサートだって、代々木体育館といったアリーナの全体を使って歌って踊って走り回って手を降ってくれる。特にV6には席が遠いファンに少しでも近づこうと、2階席には、通称「Vロード」と呼ばれる彼ら専用の通路が作られる。アリーナの2階だから、普通のおうちの2階の何倍かの高さがある。その階段を登って降りて、Vロードを走り抜けることを何回かやる。

彼らからサービスを受けている身としては見慣れてて当然のパフォーマンス。
でも、もちろんやったことはないが、歌いながら踊ったり走ったりにはどんなに体力が必要だろう。

例えばカラオケで一曲熱唱するだけでもかなり体力を使う。
私なんぞは、最近はマスクしてちょっと速歩きするだけでも はあはあ なのに。

それが何十曲も動きながらって。


でも、彼らの口から、そういった彼らのパフォーマンスを支える普段の行動が語られることはあまりない。


たまにヒントはある。

三宅健くんは、特典のDVDで、コンサート前に走り込んでいる映像が映っていることがあった。
また、タレントの誰かが(ジャニーズだったかもしれないけどはっきり覚えてなくてごめんなさい)、坂本くんと同じジムだという話をしたり。

チラチラとは彼らの普段の行動が見ていた…はず。


彼らの仕事はできあがったものを我々に見せる仕事。
特にアイドル。なので、泥臭いところは見せてこない。

ただ、私は長年のファンの立場。観せてくれるパフォーマンス以外にも、彼らの普段の鍛え方を透かして見ることはできたはずなのに。

でも、身近すぎて逆に考えなかったのかもしれない。彼らはこれくらいのパフォーマンスをみせて当たり前の人達だからって。

身近過ぎてって、色んなところであるのかもしれない。私もあっさりこの罠(わな)にかかっていた。


本から教えてもらえることもたくさんあるんだけど、一番見てきたはずの彼らから、直接の語りかけはなくったって、教えてもらえることがたくさんあったんじゃないか。

高いパフォーマンスを魅せてくれる人たちの普段の鍛え方、勝手に想像することも大事なんだろうなと思ったり。

改めて奇跡のおじさん6人組の色んなことを考えながら、自分にも少しでも活かせればと願望する。彼らが何より私の先生のはずだったのだ。


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