ソフトバンク孫正義の勉強法
先日、面白い話を聞いたので、あなたにシェアさせてください。
それは、今では日本一の経営者と言っても過言ではない、ソフトバンクグループ代表孫正義氏の勉強法です。
人づての話しなので多少正確性に欠けるかもしれませんが、総論として言っていることにズレはないと思います。
ある時、孫正義さんが、弟の孫泰蔵さんに勉強を教えたときのエピソードだそうです。
まずは、
『受験に受かるか受からないかはコントロールできない。ただ、勉強のボリューム(量)は、自分の意志の問題だからコントロールできる。受かるか受からないではなく、「やる」か「やらない」かにフォーカスしてやる』
という発想を教え込んだそうです。
そして、スケジュールにバッファーを設けるように計画を立てさせたそうです。
1日の終わり、1週間の終わり、1カ月の終わりに終わらなくてもすべて計画通り実行し、終わらなかった分はその準備したバッファーでやるように指導をしたそうです。
例えば、
「9時から18時まで勉強をする!」と決めたらラスト1時間はバッファーとして準備して、「午前中にここまで」と決めて、終わらなくてもやめて、午後やると決めたことを17時までやる。
そして、残り1時間のバッファーで、その日決めたことで、できなかったことをやる。
1週間でいうと、「金曜日までにここまでやる」と決めたことを木曜日までに終わらせる計画を立てて、計画通り毎日続けて、終わらなかった分を金曜日にやる。
1カ月でいうと、「月末までにここまでやる」と決めたことを、25日くらいを目処に終わらせる計画を立てて、終わらなかったところを、あらかじめバッファーとして設けた5日間でやる。
こんな感じで、計画通りすべて行動をしていき、終わらなかったら準備したバッファーでやりきる。
これが孫正義の勉強法だそうです。
ビジネス的に言うと、ここからが孫さんらしい話なのですが、
弟の泰蔵さんに「できた問題」には青色、「途中までできた問題」には黄色、「できなかった問題」には赤色、を付けて持ってくるように指示をし、話をするときに、「できなかった赤」はスルーして、黄色を付けた問題に、質問をしていったそうです。
泰蔵さんが「半分やった」と答えたので、突っ込んで確認をしていったら、全部できていないに等しい状況だったそうです。
そして、孫正義さんは泰蔵さんへ、こう言ったそうです。
「半分やったと言って、実はほとんどできていなかったら、会社で言ったら、できていないことをできたと言ったのと一緒だ。もし、それを社員みんなでやったらどうする?そこをぐいぐい押していくのが経営管理だ!」
孫さんらしいですよね(笑)
あなたは、会社で決めた戦略の実行度はどれくらいあるかご存知ですか?簡単に言うと、「やる」と決めたことの実行度ですね。
これはあるデータによると10%程度だそうです。要するに、10やると決めたことの実際の実行度を平均するとひとつ程度だということです。
決めたことの実行度を上げていくことが、経営管理だということを孫さんは言いたかったのではないかと思いました。
まあ、孫さんらしいエピソードですよね(笑)
あなたは、「やる」と決めたことの実行度は何%ですか?
半分くらいやったと思い込んで、実は全然できていないなんてことはないですか?
部下がある程度やったと言っていることを、ぐいぐい押して確認をしていますか?
さらに詳しい情報に興味があれば、もっと深い内容を知りたい場合は、
https://www.leaders.ac/
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