メールだけで意見を言わないようにしよう
人(上司でも部下でも)に意見を言う時にしてはいけないことがある。
それは、メールやLINEなどのテキストメッセージだけで意見を言わないことである。
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアン博士が発表した「メラビアンの法則」というものがある。
この法則によると、話し手が相手に与える要素には「言語」「聴覚」「視覚」の三つがあるという。
これら3つが矛盾したメッセージを発している状況においては、視覚、すなわちボディーランゲージが最も強く相手に伝わるというのである。
それぞれの伝達度は、言語=7%、聴覚=38%、視覚=56%。
言語がとても少なく、視覚がずいぶん大きなウェイトを占めていると思わないだろうか。
メラビアンの法則から考えると、言語だけのメッセージはなかなか伝えるのが難しいことがわかるのだ。
テキストメッセージはほとんど言語だけのメッセージ。
視覚や聴覚の助けを借りられない分、メッセージの手段としてはかなり高度なことになる。
そこで真意を伝えるは難しく、要らぬ誤解を与えてしまうことになりかねない。
大切なことや意見をメールだけで伝えるのは危険なのだ。
(追伸)
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