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gogo台北

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台北生活で見聞きして、感じたこと。
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2022年2月の記事一覧

日本人訛りの中国語

 台湾には日本のテレビ番組ばかり放映するチャンネルがあり、日本の芸能人が自分の出演する番組を宣伝するコマーシャルも放映している。台湾人向けなので、挨拶と名前は中国語で言う。どの芸能人も「ダアジャアハウ ウォシー○○○!」と思い切り日本人訛で発音するので、妻は毎回苦笑いしている。

 もう少し、誰かがちゃんと発音指導をしてあげたらどうなんだろう。たぶん手渡されている原稿が中国語ローマ字で書かれている

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昨日、行列していて入るの諦めた台湾料理の店「炎仔」に以前行った時の写真。この店は店員さんもお客さんも基本的に中国語でなく、台湾語で注文のやり取りする。台湾語で注文ができないと浮いてしまう。しかもメニューがないので、この系統の店では何を頼めるのか知らないと、上手く注文ができない。

台北市の大稻埕(tōa-tiū-tiâⁿ)で人気の台湾料理店「炎仔(iām-á)」でお昼を食べようと思ったら、大行列だったので諦めた。ここは店員さんもお客さんも中国語を殆んど使わず、台湾語会話がメインの店。こういうことを含めた雰囲気がとても好き。

真冬の台北

真冬の台北

台北の真冬(最近の雨続きの台北生活で思ったこと)

 初めて台湾を訪れたのは30数年前の1月始めだった。飛行機から降りて、空港ロービーに達した時、え?ここは夏なの?と思うほど蒸し暑い空気が流れていた。乗客のメガネがみんな曇るほど高湿度だった。台北と台中で10日間ほど過ごしたが、毎日暑くて、日中は半袖で過ごした。

 台北と台中に暮らす親戚たちから、「さすが北の国から来た人ね。全然寒くないのね!」と

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排骨飯(pâi-kut-pn̄g:パイクップン)

排骨飯(pâi-kut-pn̄g:パイクップン)

 日本でよく知られている日本式中華料理の定番に排骨飯、排骨麵というものがある。排骨とは豚の骨付きあばら肉に卵と小麦粉の衣を付けて油で揚げた中華風の肉料理だ。台湾の食堂料理の定番的なものの中にも排骨飯、排骨麵という名称の料理がある。そして雞腿飯(ke-thúi-pn̄g:ケェトゥイプン=鶏の骨付きもも肉を煮たり、揚げたものがライスに載っている)や炕肉飯(khòng-bah-pn̄g:コンバァプン=分

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