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俳句│夏の六句

リアルでがんばり屋、ネットでのんびり屋、相変わらずのアポロです。
俳句幼稚園に自由課題で六句投稿します🙌

東京のさらに東に雹の町


君らしく泣けよハンカチ貸してやる


ネカフェ発つ素面のをんな不如帰


青田道プレイリストに「花は咲く」


片恋の忌なり首掛け扇風機


晩夏光画狂老人卍ノ目

(とうきょうのさらにひがしにひょうのまち)
季語│雹

(きみらしくなけよハンカチかしてやる)
季語│ハンカチ

(ネカフェたつしらふのおんなほととぎす)
季語│不如帰

(あおたみちプレイリストに「はなはさく」)
季語│青田道

(かたこいのきなりくびかけせんぷうき)
季語│扇風機

(ばんかこうがきょうろうじんまんじのめ)
季語│晩夏光

🍀


これが何でいい感じなのか、説明しきれない作品と出会うと、ドキドキ(ヒヤヒヤ)する。
自作の解読を試みても、曖昧模糊とした言葉しか出てこないこともある。

作句は頭を使うけど、知力だけで何とかしようとしてもうまくいかないあたり、やはり詩なんだよね。
基礎デタラメで下手でも意味不明でもすごい絵があるように、理屈を超えて良いとしか言えない句もあり。
もちろん、学べば学ぶほど楽しくもあり。
不自由なようで、すごく自由な世界です。

では本日も。
一句でもこりゃええ、と思う作品があれば、どちら様もスキしてやっておくんなまし。
あ、こりゃどれも良くないけどがんばれよ、という方もどうぞどうぞお気軽に😘

・・・晩夏句についてのみ、少々補足。

画狂老人卍がきょうろうじんまんじは葛飾北斎のわりと有名なペンネーム。
冗談のような名前だけれど、本人はちゃんと考えて作ったはず。

自らを老人と言い切る上に「卍」なんて付け加えるところなんか、「これかわいいじゃろ。絶対ウケるじゃろ。わし天才」と思っていたと思う。

葛飾北斎、辞世の句

人魂で行く気散じや夏野原  

(ひとだまでゆくきさんじやなつのはら)
季語|夏野原
※気散じ(遠足のようなもの)

生誕|宝暦10年9月23日
(1760年10月31日)頃らしい。
死没|嘉永2年4月18日
(1849年5月10日)
※()は新暦

江戸時代後期の浮世絵師。
代表作は『富嶽三十六景』『北斎漫画』

アポロの俳句メモより抜粋


なお、今日ちょっと俳句ハイな理由はこの記事のせいです。良かったら、応援して下さい😆⬇

ラブあんどピース🍀オヤスミ

記事書いてたら読みに回る時間オーバーです。また明日以降、そちらへお邪魔しますかも🤤

三時間後、しごと行くんだってよw

(1000字)

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