ラベルレスの世界で

自分に足りないこと
やらなきゃいけないこと
強制したとこで
自分がついていかないことはある
他の何かにすがり
誤魔化したくなる弱さを
捨て置かず
向き合うところから
まずは始めていくのがいい

これぞ自分だなんて
思考した分だけ自信をもった自分が
あっさり運命に砕かれる瞬間は
エネルギーとの疎通を切られたかのように
脱力し
何もかもがつまらなく見えたりもするだろう

失敗は次の選択に欠かせない
大敗であればあるほど
それは重要となる

転んで地面と一緒に考えたら
あとは選んで未知へ進むだけ
わからないことを考えても
それは今を生きるうえで
ただの毒となることが多い
妄想よりも
リアルを求めよう
思考は
リアルをベースに
その材料でやるのがいい

呼吸整えて
行こう未だ見ぬとこへ

どこまで進めば
終わりなんだろうなんて
わかりはしないが
心が求める目的地までの道は
決まってなくても
確かにそこにある
進み続ければ
やがては触る

終わらなければ
終わることもない

昨日感動した何かに
同じレベルで心震えないのは
その良さを理解し
自分のストーリーに
編み込んでいけると
心が確信したからだ
自分という意識ではそれに
気づいてないとしても

信じるんだ
意識を
無意識を
無色の自分を

遠くの名前も知らない幸せを眺め
今ここにある幸せに目もくれず
不幸と名付け貼り付けたことから
やり直していこう

思い込みを捨て
決めつけず
貼り付けてしまったラベルは
全部はがして
味わい直すんだ
過去の自分を労い
受け入れ
過去の自分のお陰でここにあるもの
愛して

ラベル０で
生きてきたフィルムを眺めよう

そして
今を眺めよう

無意識に任せて
無責任に観た夢の根っこに
意識の光を当てて
求めていることを知り
今の幸せを受け取り
知らない幸せへ向けて一歩づつ
苦しみながら
喜んで
進んでいこう

目的地はやがて通過点となるけれど
慌てて進んでも意味はない
ここに来た意味を感じるまでは
住んでいるといい
どこまで行くかではなく
今ここにて何を幸せとするか？

たどり着いた場所で
大切を拾いながら
行けるとこまででいい

幸せと言える今日を

出来るだけ多く生きよう

気づいていよう

見つけていこう

もっと
もっと

胸の奥からの振動で

笑いながら