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朝ドラメモ

朝ドラについてメモ。
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#虎に翼

『虎に翼』第130回(完) さよーなら、またいつか

 「袴田事件」に無罪判決が出た翌朝、『虎に翼』は最終回を迎えます。 男女共同参画社会基本…

『虎に翼』第129回 法とはなにか?

「やっぱり。やっぱりそんな顔してる」  優未が寅子にそう言います。寅子は娘に、洗濯を応援…

『虎に翼』第128回 そして、次の世代がきっと

 最高裁大法廷判決日がやってきました。 判決の日 その日、山田轟法律事務所で遠藤はこう甘…

『虎に翼』第127回 あなた自身と向き合って

 寅子は美雪と向き合うことになりました。みゆきは面接前に挨拶を希望しています。 「こんに…

『虎に翼』第126回 憲法に見合った世の中になっているのか?

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『虎に翼』第124回 それぞれの股間の蹴り上げ方

 音羽の報告によればあの美佐江にそっくりな並木美雪は、駅の階段から同級生を突き落としたと…

『虎に翼』第123回 少年法をどう思う?

 寅子は家裁のみなに少年法改正についての意見を聞き、皆闊達に意見を出していきます。強行的な相手のやり方に疑念を呈するものが多い中、音羽は家庭裁判所側にも反省点はあるといいます。   個々人の奮闘たよりで組織を回すと破綻する 裁判にかける意気込みの差が激しい。審判しながら調査書を開くほどやる気がないものもいれば、何件でも背負い込もうとするものもいる。このままでは調査官の負担が大きいとキッパリという音羽。音羽は決して楽をしたいのではないと付け加えます。しかし何十人もの少年少女の

『虎に翼』第122回 救いようがない世の中を少しでも良くするために

 昭和45年(1970年)、寅子は明るく出勤しつつも、気分は重い。朋一の報復のような人事は、き…

『虎に翼』第121回 求められる忖度

 昭和45年(1970年)7月、寅子は美位子裁判のゆくえを真剣に新聞で読んでいます。東京高裁は…

『虎に翼』第120回 私の芯をとりもどす

 昭和45年(1970年)6月、政治は少年法改正への圧力をかけています。そんな日曜日、家庭裁判…

『虎に翼』第119回 自分で道を選ぶのがいい

 のどかが恋人を連れてくる日がやってきました。  寅子は玄関前で座り込むのどかと恋人・吉…

『虎に翼』第118回 多くの人は変化を過剰に恐れるもの、だから、一歩一歩進もう

 昭和44年(1969年)、女性法曹による会です。最高裁人事局での発言を寅子が紹介しています。…

『虎に翼』第117回 社会への苛立ちと怒りを抱き続けて

 ある家で、女性が啜り泣いています。東京のとある家庭で起こった「口にすることも憚られる恐…

『虎に翼』第116回 時代は変わるが、司法は独立させねばならない

 八年の時を経て、原爆裁判は終わりました。  原爆の使用を世界で初めて国際法違反とした判決は、世界で注目を集め、被爆者支援への法的根拠につながりました。 去り行く竹中の背 竹中は長い記者人生で初となる原爆裁判に関する著書を刊行しました。廊下で寅子と同じ椅子に並んで座り、にしみじみとそのことを語っています。 「まあこれで俺も……」  そういうとゆっくりと立ち上がり、寅子の前から去ってゆきます。 「またどこかでな。佐田判事」  お嬢さんから佐田判事へと変わった。思えば長いつきあ