マガジンのカバー画像

朝ドラメモ

朝ドラについてメモ。
¥300 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

記事一覧

『虎に翼』第125回 「特別な私」になりたかった

 航一は桂場の机に、昭和25年の「あの判例」を変更するときだと言い切ります。穂高が変えられ…

『虎に翼』第124回 それぞれの股間の蹴り上げ方

 音羽の報告によればあの美佐江にそっくりな並木美雪は、駅の階段から同級生を突き落としたと…

『虎に翼』第123回 少年法をどう思う?

 寅子は家裁のみなに少年法改正についての意見を聞き、皆闊達に意見を出していきます。強行的…

『虎に翼』第122回 救いようがない世の中を少しでも良くするために

 昭和45年(1970年)、寅子は明るく出勤しつつも、気分は重い。朋一の報復のような人事は、き…

『虎に翼』第121回 求められる忖度

 昭和45年(1970年)7月、寅子は美位子裁判のゆくえを真剣に新聞で読んでいます。東京高裁は…

『虎に翼』第120回 私の芯をとりもどす

 昭和45年(1970年)6月、政治は少年法改正への圧力をかけています。そんな日曜日、家庭裁判…

『虎に翼』第119回 自分で道を選ぶのがいい

 のどかが恋人を連れてくる日がやってきました。  寅子は玄関前で座り込むのどかと恋人・吉川誠也をみつけますが、どうにも踏ん切りがつかないようです。ぎこちない初対面の挨拶が交わされます。 優未の選択 寅子がそっと家を覗くと、航一と優未が話し合っています。航一は優未の決断に納得できていないとのこと。優未は大学院を辞めるといい、航一はそれに納得ができないようです。  航一は本当は悩んでいるからこそ、一番に自分に相談したのだろうといいます。優未は母相手だとお腹がギュルギュルしてしま

『虎に翼』第118回 多くの人は変化を過剰に恐れるもの、だから、一歩一歩進もう

 昭和44年(1969年)、女性法曹による会です。最高裁人事局での発言を寅子が紹介しています。…

『虎に翼』第117回 社会への苛立ちと怒りを抱き続けて

 ある家で、女性が啜り泣いています。東京のとある家庭で起こった「口にすることも憚られる恐…

『虎に翼』第116回 時代は変わるが、司法は独立させねばならない

 八年の時を経て、原爆裁判は終わりました。  原爆の使用を世界で初めて国際法違反とした判…

『虎に翼』第115回 政治の貧困を嘆かずにはおられない

 昭和38年(1963年)6月。桂場は最高裁判事の一人に任命されました。その桂場が竹もとで桂場…

『虎に翼』第114回 声を上げた女に、この社会は容赦なく石を投げてくる

 深夜、百合は化粧をして、出てきます。 「ちょっとお買い物に」  そう微笑む百合。あわてる…

『虎に翼』第113回 司法の限界

 原爆裁判で、寅子はこう質問します。  米国にも、国にも賠償責任が求められないのならば、…

『虎に翼』第112回 そろそろ、あの戦争を振り返ろうや

 原爆裁判の傍聴席には、あの記者の竹中の姿がありました。懐かしそうに寅子を見て、微笑んでいます。席には一人しかおらず、淡々と進んでいく裁判。冷静に裁判は進んでいき次回期日は8月と決まりました。 意義のある裁判にするぞ 寅子が扇で顔を仰ぎつつ、廊下を歩いていくと、轟が「佐田!」と懐かしそうに声をかけてきます。細かいところですが、ここで「星!」になるよりもドラマとしてはよいと思えますね。  寅子は深々と頭を下げ挨拶します。轟は雲野の意思を継いだと語りかけてきて、寅子はまるで雲野