言い訳はしない君が好き

とても潔く、男らしく、豪傑なグループだなぁ。
UNIONを見て一番に抱いた感想は、それだった。

友人からCASTのDVDを借りた。
TVを見ていた母親にKAT-TUNみたいからTV譲って、と言ったら二つ返事で良いよ、と言われた。
一緒に見る?と聞いたら、うん。と返って来て、流石に驚いた。
亀ちゃんを好きなことは知ってたけど、普段ジャニーズにあまり興味を持たない母親がコンサートDVDを見たいというなんて。
明日は雨か?と思ったら案の定降ってきたので、この雨はきっと母が珍しいことを言ったせい。

最終的に母親は離脱していたけれど、私は最初から最後まで楽しんで見させてもらった。

まず、東京ドームは大きい。
規模が大きいからかどうかは知らないけれど、ど派手な特効が序盤からバンバンあがっていて、単純なオタクの私はそれだけでテンションが振り切れるくらい楽しくなってしまった。
KAT-TUNは特効のグループというイメージを強く持っていたけれど、まさかここまでバンバン打ち上がるとは。いい意味で期待を裏切られ、とても興奮した。
特効はオーディエンスのボルテージを最大限に引き上げる装置だと思っていて、KAT-TUNはその装置をとても上手く使って会場を盛り上げることのできるすごいグループだと思う。
映像越しでこの興奮、生で見たらきっともっと熱狂できるんだろうなぁと思うと、ドームで行われるKAT-TUNのコンサートに入りたい欲がむくむく湧き上がってきた。ぜひやってほしい。

セットリストは王道かつエモーショナルという印象を持った。
充電期間を満了しての復活コンサートということもあり、KAT-TUNの王道かつ王道の中でもややエモーショナルな楽曲が多かったなぁと感じた。あくまで主観だけれど。
とくにアンコールのセットリストがエモーショナルのかたまり、という感じで……。
盛り上がれる曲を詰めたように見せかけて、KAT-TUNを体現するセットリストだったなぁと思ってしまった。
そして極めつけがトリプルアンコのWill Be All Right。
すごく色々な感情が駆けめぐって胸が熱くなった。
KAT-TUNに励ましてもらっているようで、自分たちもKAT-TUNを励ましているような気持ちになれる曲。
再出発をハイフン含めたKAT-TUN全員で歩むことができる喜び、幸せ、希望がにじみ出るような、そんな温かいラストだった。

3人で歩んでいく覚悟を決めた、男たちの、最高に潔く、男らしく、豪傑なコンサート。最高にかっこよかった。
改めてこのグループを応援したいなぁと思えた。

KAT-TUNの中では上田くんが一番好きなのだけれど、上田くんがファンのことを優しい眼差しで見つめている姿に涙が出そうなほどときめきを覚えた。
パブリックイメージとかけ離れすぎている、ファンの前でしか見ることができない貴重な上田くんの姿を拝めて幸せだった。

宇宙sixもかわいい衣装をたくさん着ていて感動した。
松本幸大くんが映るたびに笑顔で踊っていて、こーてぃ好き……と思ってしまったのでチョロオタよくない。

コンサート自体はとても男らしくスカッとしているのに、最後はスタッフや機材にも感謝を忘れず、隣のファンと手をつなげる温かくて優しいKAT-TUNの世界が大好きだ。
CASTはまだ見ることができていないけれど、実際に現場にもおじゃまさせてもらったコンサートでもあるので、今からとても楽しみにしている。
そして、今年の夏から始まるツアーにも運が良ければおじゃまさせてもらえそうなので、そこも今から楽しみにしている。

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