お金持ちの子は優秀になりがち

お金持ちは、良い塾に、家庭教師、私立の小中高。
教育費に大金を突っ込めるから良い大学に行けると思っていませんか？
格差の源泉は多分そこではないと思います。

10年間の塾講経験で沢山の親子を見てきました。
良い親の真似をするのが、お得と思います。

こんな中学生がいます。
解らないことをキチンと質問できる、
素直で前向きな素晴らしい生徒です。
（分かったふりをしてごまかさないのはとても大切です）
大好きな生徒でした、「絶対に伸ばしてやるぞ」と思いました。

「先生、関税って何ですか？」
「輸出とか輸入をする時に、税関で取られる税金のことだよ」

「税関って何ですか？」
「関所みたいなやつだよね」

「関所って何ですか？」
そうか、関所もわからないんだ…

これでは、教科書を読むのも大変だろうな？
気の毒になります。

一方、
海外旅行をしている家の子ならば、税関がわかります。
小さい頃から、空港で税関を通っているので知っています。
国内旅行で箱根に行っていれば、
「ここは関所だったんだよね」って親に教わっています。
沢山旅行をしていれば、都道府県も沢山知っていて、
地理の勉強が始まった時に、
「ああ、あそこね」ってなります。

親の実家の県しか知らない子と差が付きます。

お金持ちの家では、経験が多いので知っていることが多いです。
経験が多いと語彙の吸収力が良くなっていきます。

一つ聞いた時に、十知れる子は経験の多い子です。
先程の中学生に、
「関所って言うのはね、県と県の間にあってね、国境を超える時みたいに出入りする時に証明が必要だった、そういう場所だよ」と説明すると、
「わかりました～」と言っているが、
イメージできているだろうか？

イメージできていない子が、
これから丸暗記をしていく勉強になる。
苦しい戦いになる。

さて、
「それなら、うちはお金持ちじゃないから、
丸暗記をしてもらうしかないわね」

いえいえ、そんなことありませんよ。
大丈夫です。
経験を増やす意識を持って暮らせば大丈夫です。
例えば、旅行は国内でよいので、毎年一つの県を訪ねる、
例えば、神奈川県に住んでいたら、
「今年は山梨。来年は群馬ね」
お子さんと計画して、出発すると良いです。
実家に行くときには、その隣の県も訪ねられたら素敵。
日本に興味を持たせてあげてくださいな。

もうひとつ、
お金持ちの保護者の共通点。
(もちろん、全員じゃありませんよ)
お金持ちは高学歴の人が多いです。

高学歴な人は、退屈な教科も我慢して飄々と勉強を続けることのできる人。なので、子供の話も根気よく聞いてあげられるので、口論になりません。
テスト問題の意味がよくわかるまで、
じっくりと読む根気のある人は、取引先の人間の言葉もよく理解するし、
豊かな語彙で巧みに話しあって、
人とうまくつながる力があるように思います。
それゆえに、仕事がうまくいくから、お金持ちになっていく。
どんどん人生が上を向いていくって感じですね。

「勉強をしなさいと言われたことがありません」
って、
勉強のできる子が、よく言いますね。

これは、
「例えば？」とか聞かれたら、
待ってましたと喋りたくなる。
「つまり？」とか言われたら、
張り切って要約したくなる。
いつでも、
会話自体を楽しんでいる家庭では、
会話量が莫大なので、
語彙力が上がっていくので、
教科書を楽々読める子供に育ちます。
「勉強をしなさい」という会話が不必要なわけです。

「会話を楽しむだけならば、お金持ちとか関係ないじゃん！」

そうなんですよ！

相手に興味をもって礼儀正しく聞いてあげれば良いの。

「な～んだ、そんなことか？」って
思ったでしょう？

庭の百日草が満開です。
あら？
外に珪藻土のマットが干されていますね。
生活感が出てる～

最後までお読み頂きありがとうございました💛

2021/5/24にnoteを始めました。

NO.50　お金持ちの子は優秀になりがち


noteの1年前から教育ブログも書いております。
息子に「なんで、上から目線の文章になっちゃうのかなあ？」
と叱られながら、
「塾の選び方使い方」を何とか33本ほど書きましたが、
読み返したら、
舌足らずで、伝わらない記事がありましたが、
63才なので、直すのが面倒です。
いえ、
年のせいにするのは良くないですね？
ずぼらな性格なので、直しません～

でも、考えようによっては、
前が酷いって自分でわかるってことは、
成長してるってこと！
それで良しだな！

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